【ルビーの心臓を貫いて】異次元で惹かれ合う同級生！

純粋に惹かれ合っていた小学校の同級生二人、引っ越しで疎遠になっていたが。…5年ぶりに再会、高校生になった月城 紅（つきしろ べに）と深山 和臣（みやま かずおみ）。

月城紅は人に色が付いて見える特殊な能力を持つ美人女子高生。だが、深山の色だけは良くわからなかった。もしかして、人間じゃないかも？…

きれいな絵の中に純粋な高校生の感情表現がとてもかわいい！報われることのないラブストーリーになるのか？…

完結 2024年7月8日 第8話まで、見どころと登場人物をポイントでまとめました。無料で読むなら！「コミックシーモア」漫画多すぎ！業界最大級！レビューも豊富！（※無料情報は変更になる場合があります。） お得がいっぱい！ 「コミックシーモア」 ▶

【ルビーの心臓を貫いて】一覧表
第1話	第2話	第3話	第4話	第5話	第6話	第7話	第8話

【ルビーの心臓を貫いて】

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第1話 月城紅と深山、5年ぶりの再会

月城 紅（つきしろ べに）、ロングヘアーに大きく見開いた瞳の美人女子高生。今日5月15日は、彼女にとって楽しみにしている日。朝からルンルン気分で学校へ、放課後友だちと遊びに行かず真っ直ぐに帰宅。おめかしして、夕方19時前ジュースを買い行くと外出する。

神社の鳥居の前で待ち合わせ、深山 かずおみ（みやま かずおみ）と。

小学6年卒業間近に会ったきり、紅が引っ越したため疎遠になっていた二人。惹かれ合っていたのだが。…偶然、2週間前この町で再会、今日また会う約束をしていたのだ。

5年ぶりに再会できてうれしい紅、自然と涙がこぼれて来る。また会うことを強く願っていた二人、自然と話が弾む。

小学6年のままの深山、美形も身長もそのまま。彼は進まない時間を生き続けているのである。…

第2話 紅の特殊な能力

深山とまた会う約束をした紅、今日もウキウキしている。夜、友だちのノヤとリサがネイルしようとネイルセットを持って遊びに来た。

ノヤから何色がイイと聞かれた紅、瞳をカメラのレンズのようにフォーカス。彼女の好きな色を言い当てた。リサの好きな色も言い当てた。紅は人に色が付いて見える特殊な能力があるのである。

今日も神社の鳥居の前で待ち合わせた二人。自分のネイルを見せたい紅だが、恥ずかしくて手をグーにしてしまう。深山の髪の毛の色シルバー、深山の色か？

もう2年ここに居るという深山、そのくらいのスパンで別の所へ移ると言う。家族のことを仲間と表現することを不思議に思う紅である。

紅と会えて当然うれしい深山、「全比重でうれしい」と照れる。全比重とは、血液の意味を含む。血！？…

深山の仲間の会話。「人間の旧友に再会ねぇ～餌の間違いじゃねぇの…」深山たちの正体は？見えて来ましたか！？…

第3話 隣のおばあちゃん

梅雨にシーズンに入り、通学路を亀が歩いているのに驚く紅。田舎じゃ当たり前の光景に、ノヤとリサから都会っ子ぶるなとイジられる。

雨降りの日は図書館で会う紅と深山。雨の日は本を読むのが好きだという深山を見つめる紅。雨の日は嫌いだが、いつか深山のような境地を感じたいと思っている。

雨降りの日曜日、隣のおばあちゃんからお茶会に誘われた紅。以前、人に色を感じることを喋ったら、素敵な感覚だとほめられた。が、深山の色が良くわからないと言うと「人間じゃないかも？」おばあちゃんの応えにポカーンとする紅であった。…

夕方家に戻りお使いを頼まれた紅、田んぼ道で一人の男とすれ違う。深山と同じような色を感じる。深山の仲間か？…

第4話 深山の能力

今日は雨上がり、神社の境内でデートする二人。スマホで楽しそうにラインする紅を見つめる深山、スマホが欲しくなった。

今日は親子亀を発見、嬉しくて写真に撮って送りまくる紅。ノヤとリサからブロックだと言われ拗ねてみる。

紅が神社の鳥居の前で待っていると二人組の男から誘われる。断るとせめてライン交換でもとしつこく絡まれる。

そこへ遅れて来た深山、子供は帰れとバカにされる。すると、二人組の男の目を見つめ「あきらめて、僕たちのことを忘れて下さい」退散する男たち、催眠術か。

驚く紅！さらにスマを見せ驚かす深山。照れながらライン交換を頼むのであった。

第5話 吸血鬼

屋上でラインしている紅と友だちのノヤとリサ。そこへイケメンの先輩・深山 スバル（みやま すばる）が現れる。先日、紅がすれ違った男だ。

スバル「あのクソお澄まし野郎と付き合うのをヤメロ！」深山のことを言っている。もちろん拒否する紅、3人に催眠をかけるが紅にはかからない。

そして腹減ったとスナック菓子を食べ始める紅、苛立つスバル。彼女に深山の正体を明かす「吸血鬼」名前はハイネだと。一瞬動揺するが、深山の風貌から納得する。

「深山くんが、吸血鬼だろうと何だろうと信じている！」と言われ激昂するスバル。紅を殺そうと右手をかける瞬間、深山が現れ時間を止め、スバルを止めた。スバルの行動を見張っていたのだ。

また深山と会えたことを単純に喜ぶ紅、ピースサインで微笑む。先に帰れと言われた紅、ケンカになったことを思う。穏やかな深山なら争いは起きないだろうと。…

紅に手を出そうとしたことが許せない深山。紅を殺そうとしたスバルの右腕を超能力で吹き飛ばした。血が吹き出し痛みに顔が歪むスバル、自分は「吸血鬼」死なないと思っていたようだが。…

吸血鬼同士の戦いが始まり、そして紅は吸血鬼の世界に誘われるのか？…

第6話 紅と深山の出会いと現在

「小学校時代の紅と深山」
友だちに置いていかれ、放課後初めて図書館に来た紅。机に顔を伏せていると、深山から声をかけられる「月城さん、具合悪いの？」。

そこは、深山がランドセルを置いていた席だが。…快く紅に譲ってあげる深山。友だちに置いていかれたから、図書館に来てみたと話す紅。「嫌いなら、ハッキリ言えばいいのにねぇ…」正直で誠実に話す紅に好感を持つ深山である。

その後、友だちとあっさり元の関係に戻った紅だが。…深山と話したいから、図書館によく顔を出すようになった。「友だちのこと思い違いじゃないかな」と言われ、頑固に否定する紅、気が強い。深山ちょっと引く。…

「梅雨の頃、いつもの神社で話す高校生の二人」
吸血鬼の話題になり、「献血パックとかあるし、必ず人を襲う必要はない…」と、真面目に話す深山。それを真剣に聞いて考える紅「うーんん、吸血鬼であるデメリットはないね」。しかし、人ではないことを後ろめたく思っている深山である。

最近、雨の日に本を読むのが好きな深山の気持ちがわかるようになって来た紅。深山に近づいていると感じ嬉しくなるが、深山は逆に置いていかれると感じている。…住む世界が違う紅と深山、わかりあえるのか？…

第7話 スバルと和解した紅

深山に負けたスバルだが、やはり死んではいなかった。以前と同じように学校に来て、授業をさぼり紅と平和に話をしている。「深山は強いからムカつく」って。

神社の階段に座りながら、川でノヤとリサとラムネを飲んでスイカの種飛ばし競争をしたことを楽しそうに深山に話す紅。今度いっしょに蛍を見に行くことを約束した。何だかとても楽しそうだ。

アメリカの吸血鬼たちが、ホテルの部屋で次の行き先を検討している。リーダー格で血の気の多いルカーが飲み物を注文すると、女性が運んで来た。

すかさず喉元にかぶり付き血を吸い尽くした。そして行き先を日本に決めた。血の気の多い吸血鬼と深山たちは戦うことになるのだろうか？…

第8話 深山の幻想

蛍が光る幻想的な空間にいる紅と深山。紅は彼女だと感じている。紅は深山をどう思っているのか？…

そして、子供のころ一緒に遊んだ友だちのことを思い出す深山。魚釣りや柿泥棒、毎日一緒だったが、突然彼は兄と村を出て行った。6年後にこの大きな木の下で会うことにしたが。…再会することはなかった。

蛍の光の中、光が消えないでいて欲しいと願う深山。この幸せな時間が永遠であるはずはないと知りながら、自分がいなくなることを予感している。…

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