【恋をする日のランジェリー】初恋の人との再会で人生が明るく！

北沢 菜純（きたざわ なずみ）18歳で上京して6年、専門学校で縫製の技術を学ぶ。卒業後、働く先々が閉店「クローザー」と呼ばれている。

友だち樹利の紹介でランジェリーショップで働くことになり、ちょっとポッチャリの菜純「お姉さんでも入るの？」と言われ笑ってごまかす。

そこを助けてくれた男、デザイナーの坂口 玲於（さかぐち れお）、幼なじみの初恋の人であった。…

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【恋をする日のランジェリー】一覧表
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【恋をする日のランジェリー】

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第1話 ずっと会いたかった

北沢 菜純（きたざわ なずみ）18歳で上京して6年、専門学校で縫製の技術を学ぶ。

卒業後、縫製工場・デパートのお直し屋さん、その後も働く先々が閉店。今働いているスーパーも閉店、解雇されることになった。菜純が働く所はすべて閉店、友だちからは「クローザー」と呼ばれている。まるで疫病神だ。

今日は居酒屋、友だちの持田 樹利（もちだ じゅり）と野口 恵吾（のぐち けいご）にバイトの相談をしている。樹利からポップアップストア（期間限定で出店するお店）のバイトを紹介された。

ランジェリーブランド「Leo」で、レジとラッピングの仕事。ちょっとポッチャリの菜純、自分でも場違いかなと思いながらお店へ。「Leo」という店名から、幼なじみの坂口 玲於（さかぐち れお）のことを思い出す。初恋の人だ。

泉 レオナ（いずみ れおな）という美しい女性が店長、一人でお店を切り盛りしている。次々に訪れる客に、飛び入りで接客に入った菜純。「お姉さんでも入るの？」と言われ笑ってごまかす。

そこへ長身の男が現れ、「ツーサイズじゃ、Lもいるよな…」「は？誰？」もしかして玲於くん？？？…

閉店後、従業員通路を出た菜純。いつも笑うことで自分の感情を抑えて来た自分が情けなくなり涙が溢れた。「なっちゃん！」と大声で呼ぶ男、やはり玲於だった。

付き合ってと言われ、バイクで玲於の家へ。「Leo」のランジェリーデザイナーをしているのだ。菜純のために作ったと渡されたショーツ、「私には小さいから…」と。…また作り笑いをする。

「そこで笑うんじゃねぇ！似合うように作った」と真剣な表情の玲於に、満面の笑顔で応える菜純「着けるの楽しみ！」…恋心が蘇るのであった。…

第2話 二人きりのアトリエ

菜純と玲於は保育園から一緒だったが、坂口家の評判は悪かった。そして玲於は、中学のころ東京の親戚に引き取られて行った。

二人は久しぶりの再会を喜ぶ。玲於は室内のアトリエとサロンを丁寧に紹介する。レオナはお店のマネージメントをしていると教えられた菜純、帰ろうとするが。…10年ぶりに遭って積もる話は尽きず、そのまま朝を迎えてしまった。

朝、レオナが在庫を取りに来て、二人が寝ている状況に驚く。菜純はクビを宣告される。この日からランジェリーのオーダーイベントが始まるのだが。…手首が痛いと言い出す玲於、イベントは中止するとレオナが言う。

すると、菜純が代わりに作ると言い出す。専門学校で縫製の技術を学び縫製工場で働いていたことがあるのだ。…

第3話 きみの世界を、きみの隣で

玲於から同郷の幼なじみの「なっちゃん」だと聞かされ、やっと大人しくなるレオナ。クビは取り消された。玲於とレオナは、どういう関係なのか？…

ブラとショーツのキットを渡された菜純、レオナの試験を受けることになった。子供のころから一生懸命な菜純を知っている玲於は、制作を任せるとレオナに伝える。信頼しているのだ。

お店に行く前にシャワー浴びて、玲於にプレゼントされたショーツを身につける菜純。似合うと感じた。お店に行くと、レオナから「Leo」のドレスを着せられ髪もセットしてもらった。

見違えった姿に、ヤル気満々の菜純、レオナの作戦に乗せられたのだ。

しばらく玲於のアトリエに泊まり込むことになった菜純は、着替えを取りに一緒に自宅に戻ることにする。そこへ、野口が現れた。連絡が取れない菜純を心配してやって来たのである。

第4話 「好き」って言えたら

玲於の外見から借金取りに連れて行かれると思った野口、必死に菜純の腕を掴む。玲於も早く作業しようと腕を掴む。「玲於くん…」と呼ぶ菜純、これで思い出した野口。夜逃げした坂口だと。…

菜純と同級生の野口は東京の専門学校に進学、そこで持田樹利と出会い、三人は友だちなった。野口からすれば、菜純と玲於がランジェリーの仕事で繋がっている理由がわからなかった。

そして、ランジェリー作りは玲於のアトリエに籠もりながら始まった。日中はお店、帰ると寝る間も惜しんで必死で作業する菜純、やっと完成したが。…

過労で倒れ、玲於に看病してもらうことに。…そこには女の人が現れる。誰なんだろうか？と不安になる菜純であった。…

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