「精子提供」を題材にした、血縁の怖さと歪んだ愛のストーリー。
精子提供を続けるイケメン、SNSで顔を晒し子どもが欲しい女性たちのハートを掴んだ「カケル」。注文が耐えない。
そんなこと全く知るはずもない一人の女性、「カケル」の彼女になったが。彼女には誰にも言えない秘密があった。
一つの嘘や隠し事が、周りの人の運命をドンドン変えていく。
産まれて来た子ども巻き込まれて、恐怖のドロドロ展開へ。…
まんが王国 ▸で、9巻まで先行配信中。2023年2月9日 9巻までポイントでまとめました。文章で語れないサイドストーリーを!どうぞ、マンガでも楽しみください。
【秘蜜の森】

- タイトル:【秘蜜の森】
- 作者:藤原 規代(ふじわら きよ)
- 出版社:白泉社
- 配信開始日:2021年5月
※最新話は「まんが王国」だけで先行配信中!
【おすすめポイント】
精子売買をした大人たちのエゴが、子どもの自由を奪い、歪んだ愛の世界つくる。

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- 山口 たまき(やまぐち たまき)…26歳・研究室勤務、カケルと同じ高校。
- 鳥海 一翔(とりうみ かずと)…24歳・通称「カケル」、元ホスト。
- 詩織(しおり)…「カケル」の元カノ、5年付きあった。
- 向後 美那(こうご みな)…ニックネーム「ViVi」、玉の輿に乗ったが。
- 有馬(ありま)…ニックネーム「しゃもじ」、ハローワーク勤務独身。
- 宮本(みやもと)…たまきの会社の先輩、流産を経験した。
- 佐々木(ささき)…食品会社、企画責任者。詩織の義弟。
- 鳥海 茉莉(とりうみ まつり)…カケルとたまきの娘。
- 向後 隼人(こうご はやと)…美那の息子。
- 有馬 渉(ありま わたる)…有馬の息子。
1巻 精子を提供する元ホスト・カケル
高校時代、学校中の女子が憧れていた鳥海 一翔(とりうみ かずと)。元カノ詩織から「カケル」と呼ばれていた。カレに憧れていた女子の一人「山口 たまき」、5年付きあって別れたと知り、大学4年の冬思い切って告白、カケルをモノにした。
現在、同棲している二人。山口たまき26歳とカケル(鳥海 一翔)2つ下の24歳、美男美女のカップルだ。
ある朝、弁当を作ってもらった”たまき”、仕事へ行った。
無職のカケル、SNSで「ViViです。先日ご相談した件、今日いかがですか?」やって来たのはホテル、変装した女性が待っていた。写真よりイケメンだとよろこぶセレブ妻・ViVi。
さっそく服を脱ごうとするViViに、エッチする訳じゃないからと。ズボンを下げてイチモツを取り出し、自分の手で勃起させ容器に射精。カケルは見ず知らずの人に精子を提供していた。
不妊治療に使うらしいが、どうせ成功しないからと、ViViはお金を渡した。顔だけ必要にされたのかと複雑な気持ちになったカケルだった。
”たまき”の仕事は、研究室の職員。職場で弁当が美味しそうだと褒められ、カレのお手製だと自慢。ついつい元ホストで無職だと言ってしまい、ドン引きされた。
SNS「しゃもじ」さんからの問い合わせに、2万円と返答したカケル。相手はハローワークで働く・独身の有馬(ありま)、生真面目そうなスレンダー、そしてカケルの担当でもある。
無職ながら精子提供で貯めていたお金で指輪を買ったカケル、”たまき”にプロポーズ。
3ヶ月後、二人はレディースクリニックに来ていた。
”たまき”は妊娠、カケルは喜んだが。そこには、「ViVi」と「しゃもじ」も?一瞬顔を背けたカケルだが、二人の女性も妊娠していた。…
2巻 秘密を持つ3人の女たち
「ViVi」と「しゃもじ」は、病院でカケルと”たまき”に遭ったことで、精子提供の依頼をしたことを後悔した。
同じ時期に3人の子どもが産まれる、鳥海一翔の子どもが。
妊娠を告げられた”たまき”にも、素直に喜べない怖~ぃ秘密が。…カケルに見初められるために、整形。なりたい顔に詩織の写真を選んでいた。産まれて来る子どものことなど考えずに、カケルの美しい外見と優しさだけを求めていたのだ。
知り合いの美容室で働くことになったカケル、オーナーのおかげで資格を取得、美容師になれた。
「ViVi」こと向後 美那(こうご みな)は、カケルの精子でやっと妊娠。本来は喜ぶべきではあったが、姑の干渉に悩んでいた。
区役所に母子手帳の申請に来ていた「しゃもじ」こと有馬(ありま)。同じく婚姻届をもらいに来ていたカケルと遭遇、有馬さんの人生のお手伝いが出来たと言われ、思わず頬がポォッ~とカケルが好きだった。
秘密を抱え前に進むしかない3人の女たち、精子を提供し続けるカケルとの歪んだ愛が動き出す。…
3巻 カケルの実家
カケルと同棲するようになって一年が過ぎたある日。
カケルは電話に出ない「バカ」と表示されている。あえて理由を聞かない”たまき”に自分から話し始める。
「バカ」とは実家のこと。父は働かず、母のパートで育てられ、ホストになると母にたかられ一文無しになった。それで”たまき”の家に転がり込んだと。カッコ悪くてゴメンと謝るカケル、携帯を投げ捨てた。
”たまき”となら幸せな家族になれる、実家に挨拶に行くと言われ、曇った表情になる”たまき”。さらに、職場で妊娠したことを知られると、仕事を失う危機感も感じていた。先輩・宮本は産休を取り流産、降格させられた。
産休をとれないから辞めるしかないと伝えると、ボクが働くから可愛い子どもを生んでくれ、「詩織」って名前どう?と言うカケル。
「可愛い…詩織」という言葉に激情した”たまき”、「かわいくないとダメなの!」外へ飛び出した。日中来た公園でカケルの携帯を拾ったが、渡さなかった。…
有馬は家庭のある男と不倫、金をもらってセックスしていたが、飽きたと男を追い出した。
4巻 葛藤するたまき
すぐ公園に迎えに来たカケル、いつも通りに優しい。彼の優しさに触れるたび、本当のことを言えない自分が苦しい”たまき”。
怒った”たまき”を初めて見て驚くカケル、彼女のカラダを気遣う。
そのときカケルの携帯が鳴った、「この間と同じホテルでいいですか?」メッセージを目にした”たまき”、彼の浮気を疑い出す。
カケルが働く美容室、ホスト時代の友だち・蝶子がお客さんを紹介してくれた。美那ちゃん、もちろん初めてではなかった。
カケルは美那の髪を切りながら、”たまき”の友だちになってくれとお願いする。浮気じゃないんだからと。この男まともなのか?
カケルの携帯を見た”たまき”、眠れないまま出勤、職場で倒れた。先輩の宮本は妊娠していることに気付いた。
その場に居合わせた、食品会社の企画責任者・佐々木。この男、実は”たまき”に好意を寄せていた。…
5巻 カケルの3人の子が産まれた
家に帰ると”たまき”が帰っていない。おかしいな~と思い、携帯捨てたから公衆電話へ走るカケル。
自分の携帯にかけたら、佐々木が出た。”たまき”は、会社で倒れ救急車で病院へ運ばれ、宮本と一緒に付き添っていることを伝えられた。
”たまき”に好意を寄せる佐々木、それは妹にそっくりだから。…詩織の兄なのか?
「”たまき”の生い立ち」
言いたいことは言えず、逆らうことは許されず、母の所有物のように育てられた”たまき”。プライドの高い母に、息苦しさを感じていた父は、外に女をつくり出ていった。
父とならわかりあえていたのに、捨てられたと恨むようになった。可愛い顔に産まれなかったからだ。…
ブサイク扱いされていた高校時代、階段で一人塞ぎ込んでいたとき、カケルから大丈夫と声をかけられた。イケメンで優しいカケルへの初恋だった。
詩織のように可愛い顔になれば人生が変わると思った”たまき”、整形して家族との関係をすべて絶ち切った。
病院のベッドで目覚めた”たまき”。ブサイクな子が産まれる恐怖心から、先輩・宮本に吐露した。親ガチャにハズレ苦労したから、産む自身がないと…
「自分の人生を幸せにするのも不幸にするのも、自分自身。家族じゃないでしょ!」
宮本の言葉に勇気づけられ、母親からの呪縛を解かれた”たまき”。結婚して子どもを産むことを決断した。
そこへ駆けつけたカケル、携帯を渡され「大切なモノ(たまき)を簡単に捨てないで!」釘を刺された。
それから数年後のある日。
某保育園には、鳥海 茉莉(とりうみ まつり)・向後 隼人(こうご はやと)・有馬 渉(ありま わたる)、3つ子のようなカケルの異母兄弟たちがいた。
お迎えで顔をあわせた3人の親たち。何も動じることはなかったが。…
6巻 血の繋がり
保育園の運動会、茉莉(まつり)・隼人(はやと)・渉( わたる)、3人の親たちも勢揃い。
朝からイチャつく”たまき”とカケル夫婦、明るく振る舞う美那は夫といっしょに、仲が良さそうだ。美那の夫は、隼人は自分の子どもだと信じている。
最後にやって来た有馬、ハローワークから転職して入った保育園に、カケルがいたことに感激!自分が一番幸せだと真っ赤になる。
茉莉が好きな隼人と渉、徒競走で勝負だと意気込んだが、渉が転倒。有馬が抱きかかえようとすると、近寄るカケル。「茉莉のパパだよ」大丈夫だと言う有馬、渉とはハイタッチして抱っこ。やはり親子だね。
有馬が足をケガしているので、親子競技で有馬の代わりに出ててあげたいと”たまき”に言うと。
親切なカケルだからと認めるが、初対面なのに?不思議がった。
カケルに肩車されて燥ぐ(はしゃぐ)渉を見て、甘えてしまったと”たまき”に一礼する有馬だった。
7巻 隼人と渉二人の出生の秘密
有馬のところへ、”たまき”が近づいて来た。ヤバいと思ったら、有馬が下げているクローバーの紙袋を指差し、「ベーグル大好きなんですよ!」
渉が「おかあさんとあやちゃんのお店だよ」。有馬が一人じゃないことを聞いてカケルは安心した。
3つの家族が寄り添って、楽しいお昼ごはんだったが。…
隼人と渉二人の男の子、こんど徒競走で勝った方が茉莉のカレシになると言い出した。
激怒する二人の母親に驚く子どもたち、一方茉莉はパパのお嫁さんになるからと。お嫁さんにはなれないけど、お姫様だよとまとめたカケルだった。
帰る途中の向後家、隼人がカレシの話を持ち出すと、「うるさい!ダメなものはダメ!」怒鳴り散らす美那に、隼人は泣き続けた。
茉莉を見て、女の子が欲しいと言い出す美那に、俺は今日疲れたと…隼人を自分の子どもだと思っているのか?
父は死んだと教えられている渉、寂しそうな目で母を見つめる。お店に戻ると、綾ちゃんに傷の手当をしてもらった渉、熱が出た。
カラダの弱い渉に、カケルもなのか?と不安が過った。精子提供の感染症か?
隼人や渉と付き合ってもイイと思うたまき”だが、それは絶対許すことのできないカケル。成長していく3人の異母兄弟たちを、厳しく監視すようになるのか?
精子提供をまた頼むことにした美那、カケルに連絡した。…
カケルから精子提供され子どもを産んだ二人の女。あまりに近くなったカケルとの距離に、戸惑いながらも歓迎している!?3つの家族の行方は?詩織は?佐々木は?
8巻 カケルに引き寄せられる美那
美那、カケルに再び精子提供を依頼、断られると思ったが「いいよ」。
夫が精子提供なんかして、カケル夫婦は上手くいっているのか?自分たち夫婦と重ね、上手くいく訳ないと想像する美那。カケルを想い引き寄せられ、悪い女になって行く。
朝、カケルは茉莉の髪を整えている。ママが作ったお菓子だと茉莉の口に入れるたまき。食品会社とたまきの会社が共同で開発した「フリーズドライヨーグルト」だ。
幸せを感じる”たまき”、カケルのおかげだと感謝する。茉莉が産まれ、愛情が薄くなって行くのを感じるカケル、ちょっと寂しい。
美那から「相談があるんだけど」”たまき”へLINE、これを目にしたカケル、何だ?
通園途中、3つの家族が出会う。隼人が夫のバリカンをイタズラ、とら刈りになって愚図ったらしい。カケルに整えて欲しいと言う美那。なぜ”たまき”へLINEするのか?明らかにカケル夫婦を揺すっている。
茉莉が隼人を慰める、応援する”たまき”、不快な表情に変わった美那。やはり近づき過ぎてはいけないと。…
隼人の髪型を整えてくれたカケルに礼を言う美那。真剣な顔で「僕らの関係を壊そうとしてませんか?」と言われドキッ、「殺しますよ」美那の顎を持って錠剤を口に放り込む。
「フリーズドライヨーグルト」だ、笑いながらたまちゃんが作ったと燥ぐ(はしゃぐ)カケル。この男、どこまでが演技なのか?
人に頼られたい、役に立ちたいと思い続けるカケル。”たまき”が離れていくような気がして不安になるのだった。…
9巻 詩織が佐々木の姉に
街中のカフェで窓際に座るカケルを見かけた美那の夫。隼人の髪型を整えてくれたお礼をしようと、店へ近づいて行くと。
スマホをカケルに見せる女性が横に、目が合った三人。女性は顔を隠すように後ろに振り返り、カケルは笑顔で手を振る。行ってはいけないと感じた美那の夫、引き返す。カケルは精子提供する女性と待ち合わせていたらしい。
カケルに再び精子提供を依頼していた美那。隼人が生まれてからセックスレスで、妊娠したら浮気だと思われるからと精子提供を断った。
食品会社とたまきの会社が共同で開発した「フリーズドライヨーグルト」が好評で、打ち上げが開催される。
カケルに連絡した”たまき”、先輩の宮本から名字覚えられないから「たまきちゃん」と呼ぶからと言われ喜ぶ。
食品会社の佐々木、”たまき”を遠くから見つめる。視線に気づく”たまき”「話したいことがある。」と二人だけになる。
最近親が再婚、姉が出来たと、家族写真を見せる佐々木。「”たまき”さんとソックリでしょ!」
詩織だ!カケルの元カノ、”たまき”が整形で選んだなりたい顔!過去を消して来たつもりだったが、過去の秘密が迫り来る!…

- タイトル:【秘蜜の森】
- 作者:藤原 規代(ふじわら きよ)
- 出版社:白泉社
- 配信開始日:2021年5月
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精子売買をした大人たちのエゴが、子どもの自由を奪い、歪んだ愛の世界つくる。

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