子どもを見守るGPSアプリとして、全世界3,300万人に利用されている「Life360」。
2015年から2017年までYahoo! JAPANと業務提携、日本でも人気の位置情報共有アプリです。
その子どもと親、数百万人の位置情報データが、第三者に販売されていたことが判明、元従業員の証言で発覚。
おそらく、利用者家族の家、学校や職場なども特定されていたのでしょうね。
記事:https://www.macrumors.com/2021/12/06/life360-selling-location-data-of-millions/
「Life360」どんなアプリ?
子どもや高齢者が利用する見守りGPSと同じような機能を持つGPSアプリ。基本利用は無料、有料のプレミアムプランも用意されています。
例えば、親と子どもがスマホにアプリをインストールすると、位置情報の共有ができます。
到着した場所を通知したり、困ったら緊急通知、グループでチャット、盗難や紛失時にスマホの追跡・監視ができます。
浮気調査できるアプリとして話題になったこともあります。
無料アプリは怖い!
「Life360」のCEOであるChrisHullsは、無料で提供できる「ビジネスモデルの重要な部分」と説明。
アンチウイルスソフトメーカー「Avast」も同じことをしていました。
「見守りサービス」「アンチウイルス」誰もが安心して利用する無料サービスから、個人情報が販売されていた恐ろしい事実。
「無料」タダほど怖いものはない!とくにアプリは!
「Life360」どんな会社?
「Life360」は、サンフランシスコを拠点にオーストラリア証券取引所に上場。
2021年11月、全米シェアNo.1 のスマートトラッカーメーカーの「Tile」を買収。
「Tile」は、Apple「AirTag」が市場に参入後、勝ち目がないと「Life360」に身売り。
「Tile」は、3,300万人のスマホユーザーがプラスされることで、Tileを探すネットワークが拡大。
探し物トラッカー「Tile」に、GPSの位置情報も把握できるようにするのが「Life360」の狙いのようです。