ウクライナの首都キーウ近郊のホストメルに住むセメネツさん、ロシア兵に「AirPods」を略奪されました。
ロシア軍がキーウ地域から撤収後、iPhoneの「Find My」アプリで追跡開始したところ、ロシア兵は国境を越えてベラルーシのゴメリ市付近へ、さらにロシアのベルゴロド市に移動。
ここはロシア軍がドンバス(ルハンシク・ドネツク)攻撃のために集結している場所でした。
さまざまなロシアの情報がそこらじゅうで流出、ネットに晒されていますね。
記事:中央日報 https://japanese.joins.com/JArticle/290118
アイキャッチ画像:CNN https://www.cnn.co.jp/world/35185713.html
セメネツさんは「AirPods」を追跡できることを証明しました。
「AirPods」を失くしても、iPhoneで追跡できる
「AirPods」には「AirTag」と同じ技術が使われています。
購入したら、まずiPhoneやiPad、Macとペアリングしましょう。これで位置情報がわかるようになります。
「AirPods」のBluetooth信号を、世界中のiPhoneユーザーのデバイスを経由しながら検知、位置情報を取得できるのです。
iOS 13から「iPhoneを探す」と「友達を探す」を統一して「探す」(Find My機能)になりました。
- 電源がON
- Bluetooth設定がON
- 「iPhoneを探す」がON
- 「”オフラインのデバイスを探す”を有効にする」がON
- 「位置情報サービス」がON
世界中、約10億人のAppleユーザーの「探す」ネットワーク。iPhone「探す」アプリから「紛失モード」で、他のユーザーが「AirPods」を検知すると、通知が届く仕組みになっています。
「紛失モード」を有効にすると、「AirPods」を拾った人に自分の連絡先電話番号を伝えることもできます。
Bluetoothの通信圏内から離れた時にアラートを受け取ることも、音を鳴らして探すこともできます。
iPhone 11から対応しているUWB(Ultra Wide Band)、超広帯域無線システム無線技術は、到達距離が100m~200mと長く、正確にAirPodsの場所を特定できます。
ワイヤレスイヤホン「AirPods」
「AirPods」は現在第3世代まで進化中。「AirPods」をiPhoneまたはiPadの近くに置いて「接続」をタップするだけでペアリングできます。