衛星通信コミュニケーターを一般の方が使うことは少ないでしょうが、登山やアウトドアなどで、携帯電波が届かない場所に行く方には必需品。大袈裟ですが命綱になります。
ガーミンの新作「inReach Mini2」、日本語対応、日本語でメッセージの送受信が可能に!2022年4月20日発売です。
衛星通信コミュニケーター「inReach Mini2」について
「inReach Mini2」は、双方向通信が可能な衛星通信コミュニケーター。「inReach Mini」の後継機種。
携帯電波が届かない場所でも、全世界をカバーするイリジウムネットワークを経由し、EメールかSMSで双方向テキストメッセージングの送受信が行なえます。
緊急時には民間救助組織「GEOS」の国際緊急対応連携センター(IERCC)へGPS位置情報付きのSOS信号を発信できるので遭難対策になります。(※SOS信号の発信には、イリジウムの通信プランの契約が必要)
同じルートでスタート地点に戻れるようにナビゲーションを行う「トラックバック機能」と、デバイスが定期的に位置情報を自動記録して画面に軌跡を表示する「軌跡記録」が新しく搭載されました。
(左から)SOSアラート / メッセージ応答 / トラックバック機能 / メニュー画面
さらに、GPS位置情報などを地図上で確認できるガーミンのMapShareサービスを利用することで、家族や友人と位置情報を共有できるのでお互いの安心感に繋がります。
対応のスマートフォンやGarminデバイスとペアリングすることにより、リモート操作も可能に。
Garmin Exploreアプリと連携すれば、旅の計画や地形図へのアクセス、ウェイポイントやコースの作成なども行える。
バッテリーを消費するトラッキングモード(10分間隔で位置情報を送信する)でも、約2週間稼働できるようになりました。
衛星通信コミュニケーター「inReach Mini2」主な仕様
- ディスプレイ:176×176ドット、モノクロの半透過メモリインピクセル(MIP)
- 防水性能:IPX7
- バッテリー:10分のトラッキング間隔 / アクティビティ記録時で最大14日間。30分のトラッキング間隔 / アクティビティ記録時で最大30日間。
- サイズ / 重さ:W51.7 × D26.1 × H99mm / 100g
- カラー:フレームレッドとブラックの2色
- 価格:52,800円(税込)
フレームレッド
ブラック