
小学4年生・沢渡 秀二(さわたり しゅうじ)の言うことを信じた母親・美月(みつき)と父親・克実(かつみ)のモンスターペアレント。
担任教師・杉谷 誠(すぎたに まこと)をイジメ教師として懲戒処分に追い込み、さらに殺人教師として世の中にでっち上げ、最終的に民事と刑事二つの裁判で争った。
沢渡家以外にも、マスコミなど多くの偽善者が暗躍した恐ろしい冤罪事件の実話である。
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【でっちあげ】一覧表 | |||||||||
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1巻 | 2巻 |
【でっちあげ】
原作はノンフィクション作家の福田 ますみ(ふくだ ますみ)。


- タイトル:【でっちあげ】(でっちあげ )
- 作者:福田 ますみ(ふくだ ますみ) / 田近 康平(たなべ こうへい)
- 掲載雑誌:バンチコミックス / くらげバンチ
- 発行元:新潮社
- 配信開始日:2020年6月
小学4年生・沢渡秀二の言うことを信じた母親・美月と父親・克実のモンスターペアレント。
担任教師・杉谷誠をイジメ教師として懲戒処分に追い込み、殺人教師として世の中にでっち上げ、最終的に民事と刑事二つの裁判で争い、多くの偽善者が暗躍した恐ろしい冤罪事件である。
【ポイント】
沢渡家は、なぜ?悪意で杉谷誠を追い込んだのか?引くに引けなくなったのだろうが?…

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- 杉谷 誠(すぎたに まこと)…4年3組担任、気弱な教師。
- 沢渡 美月(さわたり みつき)…秀二の母親、祖父がアメリカ人だと?
- 沢渡 秀二(さわたり しゅうじ)…4年3組の生徒、問題児。
- 沢渡 克実(さわたり かつみ)…秀二の父親、暴力団風。
- 杉谷 裕子(すぎたに ゆうこ)…杉谷の妻、誠を支えている。
- 杉谷 和成(すぎたに かずなり)…杉谷の息子、中学生。
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1巻
序章 史上最悪の殺人教師
第一話 モンスター
平成17年(2005年)10月、ローカルニュースが有名週刊誌の一面を飾った。「死に方教えてやろうか」小4男児に自殺を強要 史上最悪の「殺人教師」 この作品は実話である。

平成17年5月、家庭訪問。沢渡家に小4・沢渡 秀二(さわたり しゅうじ)の担任・杉谷 誠(すぎたに まこと)が、母親・沢渡 美月(さわたり みつき)のもとを訪れる。
秀二の髪の毛が赤いという話題で始まる杉谷。美月は、祖父がアメリカ人とのハーフなので「純粋ではないんですね」。
この言葉に異常に反応する杉谷、太平洋戦争で多くの日本人がアメリカ人に殺されたことを恨み言のように喋り出す。差別だと言う美月に「穢れた(けがれた)血か…」。
教師としてあるまじき発言だと、杉谷を睨む美月。そこへ秀二が帰って来る。自分の血は汚れてると感じ始める。美月は違うとなだめるが。…
美月から聞いた夫・克実(かつみ)は、この時点で傍観している。
4年3組、帰りの片付けをテンカウントで行うが、秀二が失敗した。アメリカ人の血が入っているからだと詰る(なじる)杉谷。秀二に罰として天狗さんだと鼻を強く摘まう。鼻血が吹き出た。
家に帰った秀二、美月に学校での出来事を教え泣き出す。
第二話 教師によるいじめ
秀二が杉谷にイジメられたと校長室を訪れる美月と克実。担任を外すことを要求するが、学期始めということで杉谷を監視することで一旦落ち着く。監視には女性の吉野(よしの)先生が指名された。
苛ついている杉谷、体育館に秀二を連れて行き「お前のせいだ」と怒りをぶつけようとするが、吉野先生に見つかる。
「血の穢れている人間は生きている価値がない」と、下校中の秀二を責め立てる杉谷「自分で死ね!」。秀二は飛び降り自殺を図る。…
第三話 正義の鉄槌
救急搬送された秀二、足から飛び降りたため命に別状はなかった。しかし、地元のマスコミに大々的に取り上げられ、前代未聞の教師によるイジメだと認定され、杉谷は6ヵ月の懲戒処分となった。
退院後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の傾向が見られる秀二、時おり嘔吐する。杉谷の恐怖に怯えているのだ。
この状況を週刊誌の記者が嗅ぎつけ、正義のためにと美月に協力を求めるのである。そして10月、沢渡夫妻はPTSDを理由に杉谷と市を相手取り1300万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。
12月第1回口頭弁論、杉谷「沢渡さんは全て嘘をついています」「でっちあげです」。…ざわつく法廷、美月は驚きの表情へ!…
第一章 血が穢れている
第四話 家庭訪問
新学期が始まり1ヵ月、4年3組担任の杉谷は家庭訪問の日々にやや疲れ気味である。5月12日夜、家に帰ると学校からの電話「沢渡さんから家庭訪問に来ていない」と。…
予定は5月13日のはずなのだが、…慌てて沢渡家に電話を入れると、「今日だ」と言い張る美月、悪意が感じられる。夜分、仕方なく家庭訪問に向かう杉谷である。…
第五話 沢渡家
時計は8時半を指そうとしている。怒られることを承知で訪問した杉谷に、美月は何か優しい。ここに書かれているのが、家庭訪問の真実なのである。
秀二は小さい頃から片付けが苦手で、叱ることがあると言う美月。自分の子を叱れない親も増えている時代に、立派なお母さんだと感心する杉谷。
そして、「私の祖父がアメリカ人で、小さい頃フロリダに済んでいた…」と、自慢げに見下ろした口調で語る美月。だからハーフのような顔立ちなんだと話を合わせる杉谷。
時計を見ると、もう9時半だ、正直帰りたいが。…まだまだ喋り続ける美月、英語教育について。…最初から、杉谷をハメる作戦だったようである。…
冒頭の家庭訪問は、美月の嘘の作り話なのだ。…
2巻
第一章 血が穢れている
第六話 崩れ始める日常
まだ続く美月の話、PTAには関わらないと強調する。日本人は「みんなで」という考え方が好きだが、太平洋戦争で考え方が変わったと引きつりながら喋る杉谷。これでやっと帰れる、時計は10時40分を指している。
杉谷は秀二の母親・美月と良いコミュニケーションが取れたと満足していたが。…
平成17年6月6日、校長室に呼ばれる杉谷、沢渡夫妻が抗議に来たと。校長と教頭から、「秀二の血が穢れている」と話したと叱られる。
事実無根の話なのだが否定できずに、悩み出す杉谷に。…
第七話 誤り
さらに、校長が「体罰してるんだって」…驚く杉谷!プロレスごっこはしたことがあるが、あれも体罰なのか?悩み出す。…
帰りの片付けをテンカウントでさせること、天狗さんと鼻を掴む、うさぎさんと耳を引っ張るスキンシップも体罰だと言われる。
「やったか、やらなかったのか」ハッキリしろと怒鳴る教頭。すべて体罰だという認識はないと釈明する杉谷に、校長は「したんだ」「体罰か体罰でないかは生徒が判断することだ」と。
沢渡家の嘘の作り話に翻弄された杉谷、無実の罪を認めろと強要されているのである。
第八話 体調
校長と教頭からじわじわと責められ、していないのにしたような発言を始める杉谷。「秀二君が他の子とケンカして、痛みを知って欲しいと思い、手の甲で軽く頬を叩いたような…」。
校長と教頭も体罰をした経験があり、すぐに保護者に謝罪したと杉谷に教える。だから、体罰を認め謝罪しなさいと。沢渡家の嘘の作り話を信じ、結果ありきで杉谷を陥れようとしているのだ。いったい何のために?…
第二章 いじめでした
第九話 秀二
杉谷は妻・裕子(ゆうこ)に、体罰をしたかもしれないと、苦しい胸の内を話した。
秀二は、平成14年入学してすぐの4月。ハサミで女の子にケガをさせたが、まったく反省する様子はなかった。このことは、保護者の間でも広まり、秀二は危険な子供というレッテルを貼られる。
平成17年4年3組を担任することになった杉谷。純平という子が元気がないので、話を聴くと。…イジメられて身体中が痣(あざ)だらけにされていたのだ。秀二にやられたと聴いて、秀二に「痛い思いをしている友達がいるので、覚えておいてね」と、優しく注意したが。…
5日後、純平はまたやられた。その現場を目撃した杉谷、暴力はダメだと教えるつもりで、秀二の頬を手の甲で軽く叩いたのだ。秀二は怒りの表情で下校した。…
沢渡夫妻から再び抗議があり、杉谷を呼び出す校長と教頭である。…
第十話 謝罪の日
そして平成17年6月11日、沢渡夫妻に学校に来てもらい謝罪することになった。誠心誠意頭を下げる杉谷「申し訳ありませんでした」、これまでの沢渡夫妻の苦情をすべて認めることになってしまったのである。
ここから、さらにエスカレートする沢渡夫妻。
帰りの片付けをテンカウントでさせ、片付けの苦手な秀二の頭をグリグリと。天狗さんと鼻を掴む、うさぎさんと耳を引っ張り出血させた。秀二のサッカーの試合ではゲラゲラ笑って、タバコを吸っていた。…根も葉もない嘘の作り話が続く。…
校長と教頭はちゃんと応えろと迫る。黒く日焼けした沢渡 克実(さわたり かつみ)は、暴力団のように脅す「体罰したって聞いてんの!…表に出ろー」。
ここで口を挟む美月「これはイジメです」。…思わずふらつく杉谷、立っているのがやっとだ。どうして、こんな酷いホラ話をでっち上げられるのか?…
第十一話 四面楚歌
体罰からイジメをしていることにされた杉谷。まだ続く、今度は言葉の暴力だと。「キリストは楽になりたいから磔(はりつけ)になった」教会に通う秀二に教えた。そしてお前の血は穢れていると。…
「言っていない」と否定する杉谷に、「ちゃんと説明しろ!」と怒鳴る教頭、「お前出て行け!暴力教師!」と怒鳴りつける克実。校長の命令で部屋を出される。
その後、杉谷を辞めさせろと迫る沢渡夫妻である。…
第十二話 詰め腹
謝罪の日。校長と教頭は、杉谷に言いたいことは言うべきだと前置きしていたが。…沢渡夫妻の言うことを全て認めさせて、事態の収集を図る予定だったのだ。
翌日、辞めさせるつもりはないと杉谷に説明、杉谷を見張る女性の吉野先生をつけることになった。
あまりの理不尽さに憤る杉谷だが、周りの教師たちの勧めもあって全面的に認め、沢渡夫妻に謝罪することになる。体罰ではなくイジメをしていたと。…校長はイジメという言葉を使ったことを懸念していたが、これで事態は収集したと安心していたら。…
校長が心配していたことが現実に!美月が新聞社に連絡したのである。…

- タイトル:【でっちあげ】(でっちあげ )
- 作者:福田 ますみ(ふくだ ますみ) / 田近 康平(たなべ こうへい)
- 掲載雑誌:バンチコミックス / くらげバンチ
- 発行元:新潮社
- 配信開始日:2020年6月
小学4年生・沢渡秀二の言うことを信じた母親・美月と父親・克実のモンスターペアレント。
担任教師・杉谷誠をイジメ教師として懲戒処分に追い込み、殺人教師として世の中にでっち上げ、最終的に民事と刑事二つの裁判で争い、多くの偽善者が暗躍した恐ろしい冤罪事件である。
【ポイント】
沢渡家は、なぜ?悪意で杉谷誠を追い込んだのか?引くに引けなくなったのだろうが?…

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