「Hachi」アプリをApple WatchとiPhoneにダウンロード、「Apple Watch」を見守られる高齢者に着用してもらう。
すると心拍数や心拍変動数・活動歩数・位置情報・Apple Watch電池残量などが、見守る側のiPhoneにほぼリアルタイム送信されます。
「Hachi」アプリの特徴
見守られる高齢者が急に転倒したり、体調が悪くなると「安静時の高/低心拍継続」を検知、家族へ通知してくれる。高齢者が「AppleWatch」へ指を5秒乗せればSOSを発出できる機能も装備。通知方法はメール・SMS・着信から選択できる。
「Apple Watch」従来の機能に「Hachi」アプリをプラスすることで、24時間365日高齢者の健康状態を見守ることができます。
機能の一部をご紹介。
- 心拍数を記録する
- 睡眠時間を記録する
- 転倒検出・緊急通報(Series 4から)
- 血中酸素濃度センサー(Series 6から)
- 電気心拍センサー(Series 6から)
現在、血圧や血糖値は測れないようですが、近い将来可能になるようです。
Apple Watchに心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が登場 – Apple(2021年1月22日)
「Hachi」サービスの利用料金
見守り対象者1名につき月額858円(税込)。見守り対象者は1名あたり858円(税込)の追加課金で増やすことができます。
対応OSはiPhone 8/iOS 13以降、Apple Watch S3/ OS 6以降で、Cellularモデルを推奨している。
- 「GPSモデル」…iPhoneとApple Watchはペアリングされているので離れてしまう(iPhoneを置いて外出する)と一切の通信が遮断、アプリも使えなくなります。
- 「GPS+Cellularモデル」…iPhoneとApple Watchが離れても、すべての機能が使え通信もできます。
2021年1月11日の12時に提供開始。
「Hachi」アプリダウンロード無料 https://apps.apple.com/jp/app/id1473559144
AP TECH株式会社
まとめ
「Hachi」は、AP TECH株式会社代表・大西氏が実家で暮らす高齢の両親を心配して開発したサービスです。
「Apple Watch」を使うには、iPhoneが必須!
見守られる高齢者は月額料金はかからないが。…それ以前に、高齢者がiPhoneユーザーで「Apple Watch」を購入した人・購入予定者がサービス対象になります。
スマートウォッチの所有率は38.0% https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1930.html
「Apple Watch」を使いこなせる必要はないでしょうが、ユーザーがかなり限定されるので、どれぐらいの需要があるのか?疑問に思いました。