【モラルハザード】虚飾の現実に怯えるセレブママ友三人！地獄に堕ちる！まんが王国先行公開中！34巻完結

【モラルハザード】一覧表
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【モラルハザード】

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11巻 真琴は借金地獄へ

最初10万だった借金、奈美に憧れ欲しいモノをドンドン買って、アッという間に借金50万になった真琴。

まだ欲しいモノがいっぱい、また借りればイイと思っている。

買い物していると、奈美の夫・陽介に声を掛けられる「社長はカッコいいな～」。自分の夫・透はダメ夫だとバカにしている。

妻へのプレゼントを探しているので手伝って欲しいと言われ、お礼にお茶をご馳走になる。投資の話を始める陽介にチンプンカンプンの真琴。お金が無いくせに、見えを張って投資の約束をした。

ついに借金地獄に足を踏み入れた真琴、奈美の夫・陽介の詐欺にも引っかかる。…身の丈以上の生活を続けて来た結果だった。

12巻 発狂した奈美

「詐欺師森川陽介の被害者の会」の書き込みを見ると、増えている。恐怖に怯えながら、「私何も出来ない」とつぶやく奈美。

マリッペからの電話で、ランチへ。正義感の強いマリッペ、ネットの書き込みをすべて信じる訳ではないが、向日葵のためにも、謝罪して借金を払うべきだと助言する。

今逃げても、きっと自分のところへ戻ってくる「因果応報」だと。

奈美のSNSにも「金返せ！」と書き込まれるようになり焦る。コメント欄を閉鎖、書き込みの消し方に追われる奈美。

食事を与えられない向日葵、ゴミ箱をあさり始める。発狂しそうになる奈美、クッションで向日葵を殴り続けている。…

13巻 滝沢まさやくんのママ

二人目を妊娠した真琴、優越感からSNSへ投稿。「二人目とか考えてないの？」この話題にイラつく杏子、高畠家から二人目に男の子を生むことを強制されている。

電話が鳴るたび、また義母からの催促だと怯えていたら。…薫からだ。

無視されていた杏子、「こんどは何を企んでいるの？」と身構える。

杏子だけが親しくしている「滝沢まさやくんのママを紹介して欲しい」と言われ、交換条件を出す杏子。「山下先生を紹介して欲しい」と。

山下先生は集英会の会長で、側近からの紹介がないと無理だと断る薫。

※集英会は、有名幼稚園や小学校に有力な人脈をもつお受験塾。子どもの合格を左右する評議員は、集英の卒業者で構成されているのだ。

さらに、「滝沢まさやくんのママは、集英会の創業者一族」だと、驚きの発言を耳にした杏子。だから薫は親しくなりたいのだ。

滝沢まさやくんのママを連れてくることが、山下先生を紹介する条件だと告げられた杏子。彼女に急接近、代々木公園でのお弁当ランチを約束をする。

娘・莉伊佐を絶対に集英に入れると誓う杏子だった。…

14巻 思いが空回りする杏子

子どもたちを公園で遊ばせながらランチを楽しむ二人のママ。

親として一貫性の考えを持って、子育てしている滝沢まさやくんのママ。世の中のマナーを会話を通して教えている。躾のできない奈美と向日葵・親子とは雲泥の差だ。

薫から、滝沢まさやくんのママを連れてくることを、山下先生のお茶会入会の条件にされた杏子。

陽太くんママから誘われたからと、滝沢まさやくんのママを誘うが、あっさりと断られた。

薫に電話する杏子、連れて行くことは出来なかったが、お茶をする約束をしたと。食いついた薫に「私だけでも入会できないかしら？」

人脈と地位を強調しながら無理と言う薫に、はらわたが煮えくり返る思いの杏子。我慢しながら「滝沢さんをご紹介することだし、…」奥の手があると言う薫、プリスクールの後に教えてもらうことになった。

二人目を妊娠したことでチヤホヤされている真琴、「また男の子かも？」この言葉に反応した杏子、嫌悪の表情に。真琴たちのグループから離れ薫のもとへ。…

杏子のことを快く思わないママ友みっこ、「真琴に話があるの…」

15巻 奈美の夫は逮捕、真琴の夫は麻薬事件に巻き込まれる

みっこと一緒に帰る真琴、杏子が「愛桜葉会」に入ると教えられる。

誘われることもなく仲間外れにされたことが悔しがる真琴だが。これから掛かる受験の費用に不安はなかった。

夫・透は大物芸人Rと共演、奈美の夫・陽介からの配当金、預金、サラ金からの借金など、余裕のはずだったが。…

200万投資した奈美の夫と連絡が取れない。そして、大物芸人Rが薬物で逮捕。夫の仕事はなくなった。さらに、Rから袋包を預かっていると言う。

怖くて開けられない二人、夫の事務所の顧問弁護士に相談、そのまま警察へ。やはり大量の麻薬が発見され、夫は取り調べを受けることに。

そこで、奈美と出会う。二人とも忘れ物を取りに来たと嘘の言い訳をする。

大きなバッグを持つ奈美、これから旅行だと。真琴はヘラヘラ・ニコニコしている。二人とも、自分たちのことがバレることを恐れているのだ。

奈美は、昨夜夫が逮捕され、着替えなどを持って来ていた。

旅行だと言う奈美を羨ましがる真琴、二人目もデキて幸せそうだと羨む奈美。

相手を羨ましく思いながら、自分たちが堕ちていく地獄に怯え、事実が他のママ友に知られることを一番恐れているのだった。…

16巻 奈美の見せかけセレブ、破綻へ

昨晩、警察からの電話。「夫の陽介さんを逮捕したので、弁護士を伴って○○警察署へお越し下さい。」弁護士しか接見出来ないからだ。

夫が逮捕！パニックになりながら弁護士をネットで探した奈美。

翌日、弁護士の園部から状況を聞かされる。

ある会社から預かったお金を横領した罪での逮捕だと聞かされた奈美、太田からの借金のことを思い出す。

すぐに引っ越し太田から逃げたが、警察では任意同行後居場所不明となり指名手配、逮捕された。複数の被害届が出されているから、民事からは逃れられないと説明される。

さらに、謝罪して被害返済して欲しいと言われた奈美。親友マリッペにも同じことを言われていた。

弁護士から、「本当の意味でご主人を救えるのは奥さんだけなんですから」と言われ号泣する奈美。当然これから暴かれる真琴への詐欺容疑もあり、見せかけセレブ生活の破綻は目前である。…

17巻 お茶会に入会できた杏子、新たな問題が…

薫が言っていた入会するための奥の手とは、単純なことだった。

入会者は、お茶代としてお金を包むことが仕来たりになっていたので、相場より多く包めば入会出来る仕組みになっていた。

紹介者がいた場合で50万円、杏子の場合には紹介者がいないので、薫に露骨にいくらか尋ねたら。…世話人の桜庭様にもお礼をしたらと言われ、総額100万円を薫から指定された口座に振り込んで、お茶会の入会を許可された。

これでプレ愛桜葉のトップクラスに入った杏子、娘・莉伊佐の集英学園合格への切符を手にした。

山下先生のお茶会に入会できることになった杏子、娘・莉伊佐を実家に預け、高級ホテルで一人ティータイムを楽しんでいる。

そこへ夫・亮太からランチのお誘いが、大事な話があると。レストランで待ち合わせ、すぐ話し出す亮太。「長野に転勤になった。系列の地方病院へ出向だ…」

長野は景色が綺麗だし、冬はスノボーが出来ると喜ぶ亮太を尻目に、何で勝手に決めるのと憤る杏子。病院の方針だから従うしかないと言う亮太に、今東京を離れる訳にはいかないと唇を噛み締める杏子。「せっかく上手く回り始めたのに。…」

18巻 高畠家と相原家の亀裂

莉伊佐の受験が台無しになると言う杏子に、小学校受験させる気はないと言う夫・亮太。

一流というレールを歩き、何不自由なく生きて来た亮太には、わからないと反論する杏子。

銀行員の父親の転勤のせいで、転校を繰り返し虐められ、競争を繰り返し上を目指すことで苦労して来た。だから自分の娘には苦労させたくないと。

突然、父親の病院は、弟・浩太が継いでもいいと思うと言い出す亮太。

杏子、弟・浩太は落ちこぼれで、庶民の娘と結婚、地方の病院で働いてるし、大病院の跡継ぎは無理だと内心思っている。

が、浩太に男の子が生まれるからと言われれ愕然とする杏子。男の子を生む呪縛から開放されるしと、脳天気なことを言われ、夫との考えの違いに絶望する杏子であった。

相原家。大物芸人Rの麻薬事件に巻き込まれ、警察で取り調べを受けていた夫・透に、何もお咎め（おとがめ）はなかった。真琴は安心したが、透は抜け殻のようになり働くかなくなった。

実家にお金を無心、プリスクール関係はないがしろにしていたところ、サラ金から督促状が。サラ金の借入額は350万円になっていた。…

19巻 お金のことで絶望する真琴と奈美

息子・斗夢を連れて実家へ向かう真琴。

プリスクールで3人が出会った頃は楽しかったと振り返るが、今では誰も信用できない。駅について、お金のことをどうやって切り出すかで今は頭がイッパイだ。

父が車で迎えに来てくれた。車中、優しい婆ちゃんが認知症になったと聞かされショックを受ける。さらに、不作続きでこれまでみたいに金をやれんと言われ絶望寸前の真琴。実家に着くと、痩せて疲れ果てた母親の姿を見て、お金のことは一切口にすることが出来なかった。

家族が大変なのに、お金のことばかり考えている自分が嫌になる真琴である。

弁護士の園部から、示談には全額返済が条件だと告げられた奈美。こちらもお金が無くて絶望寸前、実家や親戚は頼れないのかと言われる。

寝ている娘・向日葵の首を締めて心中を図ろうとするが、向日葵が目覚めたので実行することはなかった。そして母の顔が浮かんだ、何年も会っていないが。…

見栄を張り身の丈以上の生活をして来た相原家と森川家、幸せな未来はやって来ないのである。…

20巻 悪の取り巻きが…

絶縁状態になっている実家のことを思い出す奈美。

両親は高校のとき離婚、母は兄夫婦と暮らしている。3年前、村岡 陽介（むらおか ようすけ）と結婚すると一人で報告に行った。森川の姓を名乗るからと。

あまりにも不可解な話だと兄から結婚を反対された。村岡姓を名乗れない理由があるはずだと言われた奈美。実際それが現実に、陽介は逮捕された。

ママ友のSNSをチェック、虚飾に彩られた話を信じる奈美。自分だけが不幸だと思っている愚かな女である。

そこへ右田という男からDMが、陽介から聞いて名前は知っていた。その後SNSのアカウントには鍵をかけた。

陽介が刑務所に入ったら、向日葵を託児所に預け、借金を返すために一日中働く地獄の生活が待っていると。不安でしょうがない奈美、すがる思いで右田へ連絡した。

陽介が逮捕され、弁護士の園部から言われていることを右田に説明すると。園部では陽介を救えないから、新しい弁護士を紹介するという右田。

不当逮捕だから、すぐに留置所から出してやるからと。この言葉を真に受けた奈美、園部を解任して右田が紹介してくれた弁護士をつけた。

右田という男に拘ったことで、さらに堕ちて行くことになる奈美。目の前にあるのは地獄だ！…

21巻▶

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