【モラルハザード】一覧表 | |||||||||
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【モラルハザード】
- タイトル:【モラルハザード】
- 作者:下北沢 ミツオ(しもきたざわ みつお 月瀬 いづみ(つきせ いづみ)
- 掲載雑誌:マンガMee
- 出版社:集英社
- 配信開始日:2022年10月
将来、有能な大人にするために、子どもをプリスクールに通わせるママ友三人。日々見栄の張り合いSNSで張り合う。
他人より優位に立ちたいという心理が引き起こすモラルハザード。表向きは子どものためだが、大人同士の足の引っ張り合いにエスカレート、事件に発展して行く。
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- 相原 真琴(あいはら まこと)…28歳、元会社員。夫・透、売れない芸人。
- 息子…斗夢(トム)2歳。
- 高畠 杏子(たかはた きょうこ)…29歳、元国際線CA。夫・亮太、大学病院勤務の医師。
- 娘…莉伊佐(りいさ)2歳。
- 森川 奈美(もりかわ なみ)…27歳、元モデル。夫・陽介、ベンチャー企業の社長らしい?
- 娘…向日葵(ひまり)2歳。
- 薫…他のママとは一線を画す、美しく上品な女性。息子・陽太。
- 太田…奈美の夫・陽介に大金を貸している。
- マリッペ…奈美の売れないモデル時代の親友、現在AV会社社長。
- 滝沢まさやくんのママ…一見地味な女性、集英会の創業者一族。
- 山下先生…集英会の会長。
- みっこ…元銀行員、息子まなと。
- 園部(そのべ)…弁護士、奈美の夫を担当する。
- 右田(みぎた)…陽介の知り合いの社長?
- 四宮 セリカ(しのみや せりか)…薫が通う名門女学院に転校して来たハーフの美人。
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21巻 憂鬱な杏子
「愛桜葉会」に入ることになった薫と息子・陽太。今日はプリスクール最後の日、いつものメンバーといつものカフェでお別れランチ会。
夫・陽介が逮捕され暫くプリを休んでいた奈美に話しかける真琴、「パパの海外出張どこにいってるの?」。軽々しい言葉遣いを軽蔑する杏子である。
夫が逮捕されたことを隠す奈美、海外出張でロサンゼルスにいることに。そこへ割り込むみっこ、「うちのパパも今ロス出張、ホテルどこ?近くだったりする?…」。当然応えられるはずもない奈美、口を濁す。杏子は図々しいみっこが苦手である。
薫に「愛桜葉会」に入るのと突っ込むみっこ、杏子にも同じことを。目の色が変わるメンバー、真琴が杏子に「私は誘ってくれないの?」。薫が助け舟を出す、「愛桜葉会」は簡単に誘えないことを教える。次に振られた奈美、青山にあるインターナショナルスクールを考えていると応える。
奈美の提案で、来月、真琴のバースデーパーティーを開催することで、ランチ会は終了。他のメンバーを見下ろしている薫と杏子、山下先生のお茶会で会う約束をして別れた。
夫との教育方針の違いで別居している杏子、今は実家に身を寄せている。娘・莉伊佐の受験のためにも絶対に離婚は出来ないのであった。…
22巻 戸惑う杏子、絶望する真琴
超上級の夫人たちが集う山下先生のお茶会。薫から桜庭を紹介された杏子、超上品さに驚く。桜庭がこのお茶会の主らしい。
お茶会が始まる。なんと!子供の脳に良いと高給サプリメントの紹介からスタート、終始サプリメントの販売会となった。
マルチ商法か?金を集め集英学園へ裏口入学させるというのか?8万もサプリを購入して、戸惑う杏子であった。
預金残高が10万をきり、電話が鳴るたびサラ金からの督促かと頭を抱える真琴。奈美の夫・陽介の投資話に乗って多額の金を預けたが、連絡がつかないことにもイラツイている。
そんなとき、みっこからの連絡で会うことになった。サイト「詐欺師森川陽介の被害者の会」を教えられる。奈美の夫が詐欺師だったことに絶望する真琴であった。…
23巻 森川家は地獄目指して加速する
みっこの話を聞き終えるとお腹が痛いとうずくまり、公園で倒れた真琴。救急車で病院に運ばれたが切迫流産した。
夫・透にお金がないと言う真琴、サラ金の督促状を目にしていた透が謝る「好きなことばかりして来て悪かった…」と。これからちゃんと家族を支えて行くと泣きながら約束する。真琴もプリスクールを辞めさせて、身の丈にあった生活をすると約束。
どうやら相原家は、真っ当な道を歩み出すことになったようだ。
奈美がSNSに投稿する。「パパが海外出張から帰って来たので、一家団欒。銀座久◯衛の個室でお寿司…」。
詐欺の容疑で拘置されていた夫・陽介が釈放されたのだ。陽介の知り合いの社長・右田の顧問弁護士の腕が良かったのか?
陽介は大事な仕事のパートナーだと信頼している右田、この男も詐欺師なのか?
奈美は被害弁済して真っ当な道を模索しようとしているが。…まだ懲りない陽介「まだ悪運は尽きていない。次はもっと上手くやる、まだまだ稼がんと…」。
相原家は地獄目前で目が覚めたが、森川家はまた地獄目指して加速するのであった。…
24巻 絶望する杏子
証拠不十分で処分保留だと自慢気に話す夫・陽介に、ちゃんと被害弁済はしようと頼む奈美。マリッペと園部弁護士から言われた言葉を思い出す。刑法は逃れられても、因果応報。必ず自分に帰ってくると。
騙される方が悪いと強気の陽介、「金がないのは惨めだぞ。今までの生活を捨てられるか?」と、詐欺を続けることに同意を求められるが。…奈美は応えられなかった。
夫・亮太と別居、実家に戻っていた杏子、久しぶりに家に戻ってみる。すると亮太が帰って来た。有給を消化しながら、長野への引っ越しの準備をしていたのだ。
娘・莉伊佐に受験させるため東京を離れる訳には行かない杏子。亮太との溝は埋まらないまま、「好きにすればいいよ。」と冷たく言われる。何に関しても無関心な夫に嫌気が差していた。
そのときテレビのニュース「有名私立小学校に優先的に入れるなどと言って、多額の金を騙しとっていた男…山下 栄(63)が逮捕。…」
山下先生だ!杏子は、あまりのショックでその場に倒れてしまった。…
薫にハメられたのか?みんなグルなのか?巨大詐欺グループの存在が見え隠れする!…
25巻 真琴と杏子の恨み
退院後した真琴は、まず400万に膨らんだ借金をどうすれば良いかと考え、夫・透と共に弁護士に相談に来ていた。収入もほとんどないので、自己破産を勧められる。しかし夫・透はもう少し考えると保留する。何か当てがあるような口ぶりだが?…
真琴は、みっこから森川のことをプリのみんなに暴露しようと言われるが断る。奈美の娘・向日葵が可愛そうだと。…しかし、本当は森川と奈美を殺したいくらいに憎んでいるのである。復讐しようと思っている。
奈美は、真琴のバースデイパーティーを計画している。いつものメンバー6人に楽しそうに連絡している。
無罪放免だと喜ぶ夫・陽介、今までの金満生活がまた出来るとハシャグ奈美、こいつらやはりとんでもないゴミ夫婦である。
山下先生が逮捕され、集英の裏口入学関係者は一掃され、莉伊佐を入学させる杏子の夢は絶たれた。話を持って来た薫と連絡が取れず、薫にハメられたと恨み出した杏子。義母から弟夫婦に男の子が生まれたと嫌味な連絡も。…
お受験も病院の跡取りもどうでもいいと思い出した杏子、酒浸りの日々が続く。しかし、真琴のバースデイパーティーに来ると奈美から聞いていた。この恨み、どうぶつけようかと。…
真琴のバースデイパーティーで事件が起きる!そして誰かが逮捕されるであった。…マンガ1巻の冒頭をご覧ください。
26巻 薫の逮捕
真琴のバースデイパーティー、自由が丘カフェサマンサに6人のママたちが揃った。心に闇を抱えるママたち、和気あいあいを装いながらパーティーが始まった。
そこへ警察が!怯えるママたち、とくに真琴・杏子・奈美の3人は。…「小宮山 薫、詐欺容疑で逮捕する」予想だにしない展開に、全員が驚く。薫は山下たちに騙されたと大声で泣き叫ぶ。…
薫は、代々続く大手製薬会社社長の娘として生まれた。名門しろゆり女学院に通い、いつもスクールカーストの最上位にいたが。…
四宮 セリカ(しのみや せりか)がアメリカから転校して来てから、何かが変わり始めたのだ。…薫より美しく品がある。…そこから薫の人生は傾き始めたのであった。…
27巻 エリート夫との結婚、長女の小学校受験失敗
しろゆり女学院の女神の座に継続して君臨して来た薫。四宮が来てから女神の座を奪われた。学年委員と教師たちが四宮を推薦したのだ。
悔しい薫は、四宮が援交しているとウソの噂を流した。噂はアッという間に拡がり、四宮は退学に追い込まれた。…が、満面の笑顔で「ごきげんよう薫さん」と去っていった。
四宮に負けた薫、大学卒業後逃げるように結婚した。夫は東大卒業後、留学してMBA(経営学修士)を取得したエリートであるが、性格に問題があった。
完璧主義者でモノの位置やお茶の味などが変わっていると激怒する。怒鳴るわけではなく、冷たい視線と言葉で薫を責める。陰湿な虐めのような生活が毎日続き、薫にとっては地獄のような日々であった。
長女・真由香(まゆか)が小学校受験で集英に落ちてから、夫から欠陥品呼ばわりされる薫。息子・陽太が生まれてからは、執念で集英に合格させようと、あらゆる手段を使って、陽太を「愛桜葉会」に入れたのである。
しろゆりに通う真由香の友達のマリアちゃんママと知り合ってから、それから大きな詐欺事件に巻き込まれて行くのである。…
28巻 結果として、薫の復讐か?
薫は、真琴のバースデイパーティーで詐欺容疑で逮捕された。今パトカーに乗せられ、警察署に連行されようとしている。過去を回想しながら。…
長女・真由香が小学校受験で集英に落ちてから、夫から欠陥品呼ばわりされ苦しんで来た薫。息子・陽太を集英に入れようと必死にやって来たつもりだったが。…
プリスクールから愛桜葉に入って山下先生のお茶会に参加、集英合格は間違いないはずだったが、受験詐欺の片棒を担がせられていた。
夫が逮捕されたことを知ったら、どんな顔をするのか?それを楽しみにしている薫。夫への復讐が出来ると?…
29巻 真琴は新な人生へ
真琴のバースデイパーティーは台無しになったが。…
奈美の夫・陽介に200万預け、連絡がつかないことを奈美に直接談判する真琴。自業自得だと馬鹿にする奈美、「騙される方が悪いのよ」と一蹴された。
涙が止まらず、何とか家にたどり着いた真琴。夫・透が目立つ金髪をやめて普通の髪型にしたことに驚く。芸人をやめて実家の造り酒屋を継ぐことを決めたと言われる。
透が夢を諦めたのは、自分のせいだと落ち込む真琴に、家族がいればカネが無くても幸せだと明るく笑う透。相原家は、プリスクールとママ友を捨て新な人生を歩みだすことになったのである。…
薫が逮捕されたことで、杏子は自分にも捜査が及ぶのかと怯えている。金の亡者・森川家はいつまで続くのか?…
30巻 真琴のSNS
相原透は、兵庫県の代々続く大きな造り酒屋の長男として生まれ、お笑いの道に進んだ。現在、妹の美緒(みお)はOL、弟の健(けん)は大学生である。
美緒が真琴のSNSを発見、透の母親に教えたことで嫁への信頼感が揺らぎ出した。プリスクールのママ友とのランチやパーティー、派手に着飾りまるでセレブのような振る舞いを見た透の母親。「この女が透の嫁で良いのか?」と。…
仕事で真琴に一目惚れした透が、一方的に口説きまくった末のデキちゃった婚。透の母親は反対していたが、初孫が生まれるということで許された結婚であった。
それが、また揺らぎ出したのだ。透も知らない真琴がSNSを賑わせている。実家を継ぐことにした透、実家はこの嫁を受け入れるのか?…
31巻 杏子は夫・亮太に付いて行くことに
透の回想シーンが続く。舞台で失敗、大物芸人の麻薬事件に巻き込まれる。仕事もカネもなくなり、真琴が生活のために借金、流産。…
売れない自分に責任を感じながらも、自分のことしか考えなかった透。…今回はもう逃げないと誓った。
夫・亮太が長野の病院に単身赴任してから、別居状態が続いている杏子。詐欺容疑で薫が逮捕されてから、不安で不安でしようがない日々が続いていたが。…
今日、夫・亮太が急に家に帰って来た。もう、集英受験と男の子を産む必要はないから長野で一緒に暮らそうと。それでも、義両親が怖く素直になれないでいる杏子だったが。…
一人で不安を抱え生きることに限界を感じていた。だから亮太の言葉を信じて長野で生活することを決めた。
亮太の回想シーンが始まる。
亮太と杏子は合コンで知り合い結婚した。大病院の長男として生まれ、親の引いたレールの上を真面目に生きて来た亮太。美しく華やかな杏子に一目惚れ、プロポーズしたが。…高畠家には逃れられない呪いがあったのだ。…
32巻 夢へ向かう亮太
小学生のころ亮太の夢は昆虫博士だったが、両親と家庭教師によってブチ壊された。それ以降、両親の言うことは絶対であり、逆らうことなど許されなかった。
跡継ぎの男の子が生まれない杏子はバッシングを受けた。そして亮太はついに決断する。弟・浩太(こうた)に男の子が生まれたのをきっかけに、病院を継ぐことを浩太に譲り、自分は自然豊かな長野で夢を叶えようと。…
他人のカネを搾取し続ける詐欺師・陽介、最近は銀座の麻衣子がお気に入りだ。路上で、以前クレジットカードを騙し取った男に「カネ返せ」と殴られそうになるが。…暴力沙汰でそっちが逮捕されると簡単にかわした。
そして麻衣子に高級ブランドバッグを買ってやり、店では一番高いボトルを入れた。…
33巻 詐欺師・陽介
陽介の回想シーンが始まる。
数年前、陽介らの詐欺グループが逮捕され、村岡 陽介(むらおか ようすけ)の名前がネットにも晒された。逃げるためには、名前を変えるしか術がないと思った陽介、社長を名乗り奈美に近づいた。
見栄っ張りの奈美は、陽介の汚れたカネにたかり、すぐに結婚しようと言われ喜んだ。これで陽介は、奈美の名字から森川 陽介(もりかわ ようすけ)となり、奈美の家へ住民票の住所も変更した。
陽介は今日も麻衣子の店に来ている。以前一緒に来ていた太田のことを聞かれちょっと不機嫌になる。太田も陽介に騙され5,000万円の被害にあっている。真琴は投資詐欺で200万、サラ金から借金して。
一度逮捕されるが、証拠不十分で釈放され陽介、きだい稀なる詐欺師だと自我絶賛しているようだが。…
34巻 悪夢の終焉
プリスクールに通わせるママ友三人真琴・杏子・奈美たち、他人より優位に立ちたいという心理が招いた悪夢の物語。回想シーンが続いたが、今回で最終回。
唯一、反省することなく悪行に浸かって来た奈美と陽介の夫婦、娘の向日葵の家族。まさに因果応報、最悪の結果を迎えることになった。
奈美と向日葵が家に帰ると、鍵が開いている。そこには右田、太田、ヤクザ風の男たち、陽介は縛られ猿ぐつわをハメられている。
警察に逮捕されたとき陽介を拘置所から釈放してくれた右田。この男は陽介に借金を踏み倒された太田の知り合いで、このまま逮捕されたら太田のカネは戻ってこないと判断。優秀な弁護士をつけてわざと釈放させたのであった。
右田は陽介を拉致、陽介の口座から全額引き出させた。借金が戻って来た太田、これまでの恨みを込めて何度も何度も陽介を蹴りつける。この状況になってやっと反省する気になった奈美。これまで何度かやり直すチャンスがあったのにと、大泣きしながら悔やむ。
陽介は海に沈められ、奈美は風俗へ売られ、向日葵は海外へ売られることになったのである。
庶民的な真琴は透の実家に馴染み、近所のママたちとすぐ友達になった。気位の高い杏子は、長野の田舎で畑を耕し大根をつくり泥だらけになっている。
見栄を張ることも飾ることもない、新しい人生を楽しむ真琴と杏子であった。
- タイトル:【モラルハザード】
- 作者:下北沢 ミツオ(しもきたざわ みつお 月瀬 いづみ(つきせ いづみ)
- 掲載雑誌:マンガMee
- 出版社:集英社
- 配信開始日:2022年10月
将来、有能な大人にするために、子どもをプリスクールに通わせるママ友三人。日々見栄の張り合いSNSで張り合う。
他人より優位に立ちたいという心理が引き起こすモラルハザード。表向きは子どものためだが、大人同士の足の引っ張り合いにエスカレート、事件に発展して行く。
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