メガヒット「ギルティ ～鳴かぬ蛍が身を焦がす～」の丘上 あい（おかうえ あい）
の最新作！連載開始。ストーリーの伏線がわかりやすく、まだサスペンス性が薄い感じ。
両親の愛情を受け元気に成長する5歳の少女・美佐都。TVドラマのエキストラに出演したことで変わる運命。…
これから、美佐都の生い立ち、島に突然子供を連れてやって来た沙知子と靖子の関係、火事の真実、女優のことなど、様々なことが解き明かされていくのでしょう。
美佐都は、生まれて来たことを憎みながら、幸せな家庭を壊されたことへの復讐を誓って行く！「ヒロインとして！」
現在解禁されている情報も掲載。見ると次が読みたくなる！
【情報解禁】
2023/05/30 START pic.twitter.com/9xjLEJMhOf
— 丘上あい (@okaueai) May 26, 2023
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| 【ロア ～奈落のヒロイン～】一覧表 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 2巻 | 3巻 | 4巻 | 5巻 | 6巻 | 7巻 | 8巻 | 9巻 | |
【ロア ～奈落のヒロイン～】
両親の愛情を受け元気に成長する5歳の少女・美佐都。TVドラマのエキストラに出演したことで変わる運命。両親を火事で亡くし、美しい女に引き取られる。
女は本当の母親だと名乗る。美佐都は生まれて来たことを憎みながら、幸せな家庭を壊されたことへの復讐を誓って行く！
【ポイント】
5歳の少女・美佐都は、生まれて来たことを憎みながら、幸せな家庭を壊されたことへの復讐を誓って行く！「ヒロインとして！」
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- 美佐都（みさと）…5歳の腕白な女の子。
- 純也（じゅんや）…7歳、美佐都の仲良し。
- 萱原 沙知子（かやはら さちこ）…美佐都の母。
- 靖子（やすこ）…純也の母。
- 東條 勝治（とうじょう まさはる）…医師。美佐都を取り上げた後、里親に出す。
- 東條 真由花（とうじょう まゆか）…東條の妻。
- 東條 彩音（とうじょう あやね）…真由花の娘。
- 東條 好樹（とうじょう よしき）…彩音の弟、足が悪く歩けない。
- 増（ます）…東條家の家政婦。
- 城 盛彦（じょう もりひこ）…プロダクションの社員、島で撮影された2時間ドラマのスタッフの一人。
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1巻 美佐都と本当の母との出会い？
2010年瀬戸内の島、空手道場に通う二人の子供、美佐都（みさと）5歳と純也（じゅんや）7歳。
優しすぎる純也、道場の年上の子らからイジメられる。いつも助けるのが腕白な女の子・美佐都。今日もヤッてしまったと嘆く、美佐都の母・沙知子（さちこ）である。
もう空手をヤメたいと嘆く純也、すっかり意気消沈している。純也の母・靖子（やすこ）の帰りが遅くなるので、美佐都の家に一緒に帰る純也、急に元気になる。
靖子が迎えに来た。TVドラマのエキストラ募集のチラシを持って。島で撮影される2時間ドラマだ。美佐都は歌が上手でハキハキ喋るからと勧める沙知子に、やりたいと応える美佐都。ドラマに出演することになる。
撮影当日、監督からの演技指導。あの女の人は悪い人、君をイジメる人、だから島から追い出して。
美佐都と向き合った主演女優、一瞬囁く「この子？」。どうやら見覚えがあるようだ？そして美佐都、「かえれ！あんたなんかだいきらいや！」涙を流しながらの迫真の演技にスタッフ一同、沙知子も靖子も驚いた。
TVで放送された翌日、美佐都に絡む道場のいじめっ子たち。「おまえは、親に似てないから、よそからもらわれて来た子だっ。…」
衝撃的な一言にショックを受けた美佐都。沙知子に言うと目の色を変えて怒る「誰が言うた！そんなわけないやろ！…」怖くなって家を飛び出した美佐都、純也の家に泊めてもらうことに。
その夜、美佐都の家が火事に！両親ともに亡くなってしまった。放火も疑われたが。…子供ながらに、母を怒らせたからだと涙する美佐都だった。
葬儀を終えると、東京の親戚を名乗る女が引き取りたいと島にやって来た。
フェリーのターミナル、美佐都のことを守れなくてと涙する靖子、突然の別れを悔しがる純也だった。
迎えに来た美しい顔立ちの女、美佐都の本当のお母さんだと名乗る。…もしかして、先日の主演女優が母親なのか？
2巻 美佐都の誕生
2005年、車にはねられた16歳の女性が病院に救急搬送されて来た。
名前は、若宮 汐里（わかみや しおり）、母子手帳を持っており妊娠38週。幸い母子とも助かった。執刀医は東條 勝治（とうじょう まさはる）。
若宮が未成年で、世間でも顔を知られているらしい。産まれた子どもを一時特別室に隠し、その後他の病院に転院させた。実は東條、子どもは殺せと命令されたいたのだ。
転院させるためコートに子どもを隠す東條、タクシーに乗り込む所を看護師に目撃される。その看護師は後に…
転院先の乳児院の病院長の名前「美佐都」から命名、里親には四国の萱原（かやはら）夫婦に決まった。本来は守秘義務になるのだが、東條は事実を知らされていた。「萱原美佐都」と。
東條の妻・真由花（まゆか）が、美佐都を家に連れて帰ると驚く東條「なんで！表に出てきた」。…
彩音（あやね）という一人娘に虐められるが、いつも真由花が守ってくれる。しかし、瀬戸内での楽しかったことを思い出し涙する美佐都である。
一人テレビを見ている東條、突然動揺してワイングラスを落した、何が報じられているのか？…
3巻 美佐都の友達
美佐都に意地悪しながら、虐める彩音。今日は自作自演、脚にフォークを刺して、美佐都にヤラれたと家族に嘘をつく。
勝手に連れて来られて自分の居場所がない美佐都、東條家を出る決心をする。
迷路のように広い東條家、玄関に向おうとして、誰かがいる部屋に入ってしまう。
ちょうど美佐都と同じぐらいの男の子がベッドにいる。好樹（よしき）6歳、彩音の弟、脚が悪く家の外に出たことがない。
島から連れて来られたことを話す美佐都、面白がって聞く好樹。そこへ家政婦の増（ます）がやって来る。勝手に入ったことを注意される美佐都、彼女を庇う好樹、美佐都と友達になりたいと増に頼む。家族がいないときなら部屋に入ってもイイと許可される。
好樹に本を読み聞かせる美佐都、音読する仕草が劇のようだと喜ぶ好樹、もうすっかり友達だぁ～
好樹と仲良くしているのが気に入らない彩音。ある日、美容師さんごっこだと美佐都の髪を短く切ってしまう。似合うと笑顔になる真由花と彩音に、憎悪の念を抱く美佐都である。
短い髪にされた美佐都を見て、いっしょに泣いてくれる好樹。二人は強い絆で結ばれた。2021年高校生になった美佐都、「この家出る時はよっちゃんと一緒や！」友を得たことでさらに力強く生きて行くのである。…
4巻 美佐都、一人で家を出る
空手の道場で日々鍛錬を続けることで強くなると教えられた美佐都、今日も空手の練習をしている。毎日偉いな～と褒める好樹、今日は誕生日、美佐都からバースデーカードをプレゼントされる。
この二人の姿を長年見続けて来た家政婦の増、心苦しくてしようがない。この日は、東條家の全員が外出、明日までに戻らないらしい。そこで増は、好樹と美佐都のためにチケットを用意した。美佐都の生まれた島までの。
好樹は生まれて初めての外出、喜んで駅へ向かう二人だが。なんと！駅で彩音が待ち伏せしていたのだ。仕方なく諦めて家に戻された。増を責める彩音、増の部屋を荒らすと手紙が詰まったダンボールが出て来た。好樹の部屋には隠しカメラが設置されていたのだ。
それを見て驚く美佐都、すべて美佐都宛の島からの手紙だった。激怒する美佐都！そこへ現れた真由花、返事を書いたが返送されて来たと手紙の内容を見せる。「もう島でのことは思い出したくないとのことでした。」…そして、キャンドルで火をつけてすべての手紙を燃やした。
炎に怯える美佐都を見て「あなたに自由はないのよ」。これまで優しい振りをして来た真由花、ついに本性を現す。
この家を出ることを決断した美佐都、好樹を誘うが冷たく断られた。自分が一緒では足手まといになると考えたからだ。
一人寂しく街を彷徨う美佐都、雑踏の中ビルの非常階段に座り、記憶した本の内容を朗読し始める。悲しくて悲しくて立ち上がれず、大声で泣き叫ぶ「うあああー」。
この声を聴いている一人の青年が口にした「見つけた、あの子は…」。島で撮影された2時間ドラマのスタッフの一人、美佐都を探し続けていたのである。…
5巻 美佐都スカウトされる
美佐都を見つけたのは、プロダクションの社員・城 盛彦（じょう もりひこ）。島で美佐都の力強い演技に魅了されてから10年以上の月日が経っていた。
美佐都の境遇を聞いた城、「芝居をする気はないか？必ず光の当たる場所へ立たせてやる！」。名刺を渡され母の言葉を思い出す「みーちゃんは、何にでもなれるんや」。城の力強い言葉を信じ、お芝居やりたいですと泣きじゃくる美佐都であった。
この日は、城に説得され家に戻ることになる。彩音と真由花に馬鹿にされるが。そして翌日、城が東條家に美佐都をスカウトにやって来た。
SNSでライブ配信している彩音は自分がスカウトされると勘違い、美佐都だと聞かされ家族中で反対する。家の中に隠して来た美佐都が表に出られては不都合なのだ。
苛立つ城、美佐都に命令する「演じてみろ！」。虐待している彩音と底意地が悪い真由花を本人の前で見事に演じた見せた。
ただのモノマネだと怒り狂う彩音、そこへ増が好樹を車椅子に乗せて連れて来た。美佐都宛の手紙を燃やした母・真由花に初めて敵意を燃やす。
「美佐都の未来を決める権利はない！」好樹の言葉に圧倒される家族であった。…
6巻 スマホを初めて知った美佐都
美佐都が芸能人になれるなら、私もやると言い出した彩音。10万人フォロワーがいるインフルエンサーだと城に自慢する。
二人を引き受けることを条件に、真由花は許可をした。あくまで反対する夫・勝治は、殺したはずの赤ん坊が生きていると知られるのを恐れている。
城から学力と体力テストをされた美佐都。国語・表現力・暗記力・発声だけがずば抜け他はすべてゼロ、ポンコツだと怒られる。さらにスマホを知らなかったことに驚く城、連絡用にスマホを渡す。
家に帰ると増からスマホを渡された。勝治が好樹と美佐都に用意したのだ。スマホの使い方がわからない美佐都、彩音に教えてもらうが。…フリーのメアドを作り美佐都のスマホでは受信OFF、自分のスマホに転送させるという。とんでもないクソ女である。
美佐都にオーディションの連絡が送られてくるが、彩音によって削除された。城にもらったスマホには届いているのか？
家政婦・増の反抗的な態度が気に入らない真由花。「秘密をぶちまけるわよ。あなたのせいでうちの子が犠牲になった」と。増には子どもがいたらしいが？…
子供部屋で子どものマネキンに悠斗（はると）と呼びながら話しかけ、着せ替えをさせている真由花。手が滑り首が転げ落ちるとゴメンと謝り抱きしめ、「ママはあなたが一番大事なの」。どういうことなのか？それをドアの外で聞いている彩音、不機嫌そうな顔をしている。
東條家を取り巻く人たちには、それぞれ秘密があるようだ。…
7巻 真由花の勝治への怒り
オーディションに向けてセリフの特訓が始まった美佐都。連日、城に絞られている。
オーディション当日、美佐都が会場に来ない。城が慌てて電話すると、メールが来ていないと言われる。彩音の仕業かと愕然とする城である。…
増の付き添いで父・勝治の病院に来ている好樹。診察中、急用の電話で勝治が席を外すとスマホにメッセージが。それを見た好樹、父と姉・彩音の会話を見て、美佐都の邪魔をしていることを知る。美佐都に知らせるがすべて後の祭りだった。
マネキンの悠斗（はると）を気持ち悪がっている彩音。父と結託して真由花が外出中に御者を呼んで、子供部屋を片付けさせた。
勝治へ激怒する真由花、夕食中に家族の過去の出来事を話し始める。…
2005年、殺せと命じられていた子どもを乳児院へ転院させた東條、当時は倉橋（くらはし）先生と呼ばれていた。タクシーに乗り込む所を目撃した看護師は沢田（さわだ）。
倉橋を尾行、乳児院へ現れた沢田。防犯カメラの画像は消去したから安心してと言われ驚く倉橋。さらに東條真由花だと本名を名乗られ、「結婚してくれれば、この件はなかったことにしましょう…」と。結婚と将来の病院院長とを引き換えに、真由花との取引を断ることは出来なかったのである。
頑張っている美佐都に本当のことを教えると、テンションが上がって行く真由花。「やめろ！」口を挟む勝治。
美佐都の家が火事になり両親が亡くなった日、本当は美佐都も死ぬはずだったと。放火をにおわす発言をする。…
真由花の怒りに触れてしまった勝治、どこまで真実を暴露されるのか？…
8巻 仲良しの泣き虫・純也と奇跡の再会
激怒する美佐都、テーブルに飛び乗り真由花の胸ぐらを掴む。私が放火したのよと言わんばかりに、出生の秘密を暴露する真由花。「あなたは本来生まれて来るはずじゃなかったから、あの島に引き取られたの。死んだ二人は本当の親じゃないわ…」と。
テーブルのナイフを持って真由花を突き刺そうとする美佐都。真由花に刺せと煽られるが、思い止まる。今度は本気で家を出た。
好樹からメッセージが「以前、増から渡されていた新幹線の回数券を使え」と。
何とか岡山駅までたどり着いた美佐都、城からの電話に芝居をやめる家出したと告げると電源が切れた。…充電器は確かカバンの中に、カバンを新幹線に忘れたことに気づく。
お金の持ち合わせも少なく、絶望の境地でフェリー乗り場まで歩いて来た。「どこから来た？」美佐都に声とかける男、お金を貸して食事をさせると。援交目的のJKだと決めつけて、強引に身体を押さえ家に連れて行こうとする。
男を突き放した美佐都、そこへ一人の髪の長い女性？が現れた。男の手を封じ、顔面を蹴り飛ばす。美佐都の手を引っ張って近くの公園まで逃げた。
あきらかに武道の経験者、「喧嘩で使うんはよくない？守るためならアリや！」。そう言われ、自分が5歳の時、仲良しの泣き虫・純也に言ったことを思い出した美佐都。
「探したで！みーちゃん」純也が助けてくれた！奇跡の再会に涙が溢れ出てとまらない美佐都であった。…
9巻 純也の思い
美佐都を連れて島へ渡った純也。多くの島民から「美佐都か！」と声をかけられる。家事で焼けてなくなった美佐都の家の跡地は公園になっていた。
そこへダイチがやって来た。美佐都たちをイジメていた張本人だ。「おまえは、親に似てないから、よそからもらわれて来た子だっ。…」酷いことを言ったと、土下座して謝罪した。
3人で道場へ向かう途中。美佐都が真由花に引き取られ、暫くしてから母親・靖子と島を出たと話し始める純也。今は東京に住んでいる。女装して変装、美佐都のことを心配して探していたのである。
「師範からの話」
美佐都がいなくなり、純也は強くなった。組手でダイチらいじめっ子に負けても、泣かずに立ち向かった。が、いじめっ子たちが家事の焼け跡で幽霊が出ると言ったことに、ついに堪忍袋の緒が切れた。喧嘩で空手を使ってしまう。母親・靖子が私が行かせたと師範に謝罪、そして島を出たのである。
純也たちの気持ちに思わず涙がこぼれる美佐都に、「己を信じてまっすぐ進め。」師範が檄（げき）を飛ばす。元気に「はい！」と応える美佐都、今度は優しい純也が守ってくれるだろう。…
両親の愛情を受け元気に成長する5歳の少女・美佐都。TVドラマのエキストラに出演したことで変わる運命。両親を火事で亡くし、美しい女に引き取られる。
女は本当の母親だと名乗る。美佐都は生まれて来たことを憎みながら、幸せな家庭を壊されたことへの復讐を誓って行く！
【ポイント】
5歳の少女・美佐都は、生まれて来たことを憎みながら、幸せな家庭を壊されたことへの復讐を誓って行く！「ヒロインとして！」
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