正義感あふれる週刊誌の女性記者・鈴木欄、政治家と裏社会の繋がりをスクープしようとしていたら、恐ろしい殺人ゲームに巻き込まれ、尊敬していたカメラマンを殺された。
円形の印を持つ人と菱形の印を持つ人との戦い。印を持つ人たちは「神と神とのゲーム」と呼ぶ。円形の印を持つ鈴木は、悪神を滅ぼすために戦いを挑む!菱形の印に…
作者の山嵜 大輝(やまざき だいき)は、「岸辺の夢」(無料)で「アフタヌーン」四季賞2020冬:四季大賞を受賞。【カオスゲーム】が初連載作品、ど派手なアクションストーリーで進行中!リアルで迫力ある描写の残虐性がとんでもなくエゲツナイ!
現在3巻まで配信中。2023年11月17日 3巻まで、見どころと登場人物をポイントでまとめました。「まんが王国」「シーモア」でお楽しみください!どちらも無料登録でたくさんの作品が読めますよ!「まんが王国」12/5まで72P無料無料 「シーモア」12/5まで72P無料無料
【カオスゲーム】

- タイトル:【カオスゲーム】
- 作者:山嵜 大輝(やまざき だいき)
- 掲載雑誌:月刊アフタヌーン
- 発行元:講談社
- 配信開始日:2022年9月
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【おすすめポイント】
正義感あふれる週刊誌の女性記者・鈴木欄、政治家と裏社会の繋がりをスクープしようとしていたら、恐ろしい殺人ゲームに巻き込まれる。円形の印を持つ鈴木は神の器、悪神を滅ぼすために戦いを挑む!神と神との代理戦争か?

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- 鈴木 欄(すずき らん)…出版社の女性記者。円形の印を持つ神の器。
- 町田(まちだ )…フリーのカメラマン。
- 高山(たかやま)…暴力団幹部。
- 東 京一(あずま きょういち)…フリーのライター。鈴木と協力して取材する。
- 金子(かねこ)…捜査一課の刑事。
- 神田(かんだ )…菱形の印をシンボルとするカルト教団「求世会」幹部。
- 小林 留美子(こばやし るみこ)…事故死した小林豊の母。芸名が星川ルミ子、霊能力の持ち主として以前はテレビで人気だった。鈴木と同じ円形の印がある。
- 等々力(とどろき )…「求世会」水を媒介に殺人鬼と化す女。
- 三船(みふね)…「求世会」黒ギャル、身軽に飛び回る怪力の持ち主。
- 宍戸(ししど)…「求世会」黒ずくめの祭服に防弾マスクをしている。火を操る。
- 黒いコートを羽織った大柄な男(天使様)…顔には縦に2つ横一文字に切り裂かれた傷跡、眼球には菱形の印が3つ並ぶ。神田から天使様と呼ばれている「求世会」元締め。
- 柳 夏美(やなぎ なつみ)…月刊アトランティス編集長。
- 山田 六郎(やまだ ろくろう)…地下アイドル・シャマを名乗るが、円形の印を持ち瞬間移動能力がある。鈴木の味方だ。
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1巻

#1
週刊誌の女性記者・鈴木 欄(すずき らん)、フリーのカメラマン・町田(まちだ )と一緒に政治家と裏社会の繋がりを取材している。
代議士の橋本が、暴力団幹部・高山(たかやま)が経営しているキャバクラに出入りしている情報を掴んだ鈴木、ボーイ伊藤の手引でキャバ嬢に変装して潜入する。
鈴木に頻繁にボディータッチを繰り返す代議士の橋本、そこへ現れた高山に2000万で票集めを依頼する。その状況は隠しカメラで撮影、外の車中で町田が確認している。

スクープだと興奮している鈴木、記事にまとめ編集長に提出すると、まさかのボツ。橋本代議士と鈴木が務める出版社の社長は義理の兄弟、「出せるわけねぇーだろ!」怒鳴られる。
居酒屋で納得できないと町田にあたる鈴木、正義感のかたまりだ。すると、フリーのライター東 京一(あずま きょういち)の名刺を渡される。ネタを流すなら、クビ覚悟でヤレと。
そのとき今回のネタ元ボーイの伊藤から会いたいと連絡が。古びた倉庫に呼ばれた二人、中に入ると伊藤が高山から拷問されている。バレたのだ。二人もすぐに縛られ拷問される。すべてのデータを渡すから見逃してくれと懇願する鈴木を犯そうとする高山。カメラが回されている。
ブラウスを引きちぎると腹に刻まれた3つの円形が交わる印を発見、痣(あざ)か?不思議そうに見る高山。
そこへ今度は、黒いコートを羽織った大柄な男が現れる。高山の部下の組員を次々に血祭りに上げていく。
男に銃を突き付ける高山、男は「お前の神はお前を救ってくれるのか?」。銃を発射しようとした瞬間、天井から落ちて来る鉄柱に串刺しにされ死んだ。
訳のわからない状況に動揺する鈴木と町田、逃げようと外へ出ると追って来る男。停車しているワゴン車に乗り込むと、運良くキーが付いている。エンジン全開で男を目がけて突っ込むが、かわされ倉庫のシャッタへ追突、フロント部分が大破して停まった。
車外へ逃げる二人だが、町田が銃で頭を撃ち抜かれ殺された。鈴木の顔に銃を突き付ける男、発射する。が、弾詰まり?鈴木は生きている。
「神を見たことがあるだろう」と囁く男、顔には縦に2つ横一文字に切り裂かれた傷跡、眼球には菱形の印が3つ並ぶ。
「お互いに運が悪いな」笑いながら捨て台詞を吐きながら立ち去った。必死に後ろ姿をスマホで追うがブレブレだった。
病院に収容された鈴木 夢の中に神様が現れる。母の胎内にいたときみた夢、久しぶりにみたらしい。
お腹に刻まれた3つの円形の印に目をやる鈴木、父から神様に触られた印だと教えられていた。…
#2
昨夜の事件は、暴力団同士の抗争だと報じられる。唯一の生き残り鈴木のもとに、警察が聴取にやって来た。鈴木が話した傷面の男が現場にいたという証拠は、発見されなかったと。
妄想だとバカにする刑事の金子(かねこ)に、自分で調べると反発する鈴木。町田が殺されてしまったことに強く責任を感じている。
病室は事件の資料で散らかり放題、退院の日が来ても片付かず、仕方なく編集長に頼んで来て貰うことにした。
町田が殺されたことが記事にされないことにイラツイている鈴木、編集長に食って掛かる。「町田さんの家族はどう思う?」鈴木「黙ってることが正義ですか?」今は大人しくしてろと説得する編集長に、感情的になる鈴木「辞めます」。辞表と書いたメモを編集長に渡し出版社を去った。
自宅のドアを開け中に入ろうとする鈴木、後ろから走ってくる男が強引ドアに足を突っ込む。頭にはゴープロ(超小型の目線カメラ)を付けている。変態と叫ぶと、事件のことを聞かせて欲しいと言われ、部屋の中へ入れた。
東 京一だった。偶然生き残ったのは不思議だと話す東に、お腹の痣を見せる鈴木。殺人鬼の男の眼球には菱形の印があったと続ける。…何かを思い出した東、カバンの中をあさり1冊のオカルト雑誌「アトランティス」を開く。「三鷹一家連続事故死」3人の家族が同じ日にそれぞれ別の場所で事故死、現場には不思議な幾何学模様が残されていたという。
自分が生き残った偶然と関係がある事件だと感じた鈴木、東と協力して取材調査をすることにした。鈴木は全財産を東に預け、東は僕が死んだら記事を書いてくれと、お互いに信頼関係を築けた。
鈴木が例の事件の生き残りだと掴んだ記者が、鈴木の自宅を張っている。わざとベランダに石を投げ鈴木が出て来たところを撮影された。
頭に血が上った鈴木がチクショーと激怒すると同時に、大量のネズミの軍団がゴォーと部屋へ押し寄せて来る。鈴木を撮影した記者たちの首を咥えて。菱形に一時整列すると同時に再び暴れ出す。配線が食いちぎられ炎が上がる。オカルトだと叫ぶ東と外へ逃げる鈴木、東の車を追う大量のネズミの軍団が追う。…
#3
鈴木の部屋から炎が上がり、野次馬たちが集まる。その中にいる、神田(かんだ )と等々力(とどろき )二人の男女。鈴木を狙っている。
東のマンションに逃げた二人、翌日から「三鷹一家連続事故死」の調査を始める。別名:小林一家連続事故死事件、小林豊(42)紗奈(41)優斗(10)3人の家族が亡くなった。
しかし一人だけ生き残りがいると言う東、小林豊の母:留美子。芸名が星川ルミ子、霊能力の持ち主として以前はテレビで人気だった。
小林留美子の家を訪ねる二人、厄除けのような御札が張り巡らされたオカルト風の奇妙な建物の中から老婆・留美子が現れ「3つの予言がそろうとき、対なる神が姿をあらわす!」怒鳴り追い返された。
それぞれ3人の事故死現場へ向かうと、その先々で電線が切れたり植木鉢が飛んで来たり、何かしら命の危険にさらせる。が、菱形の模様の存在は確認できた。
再度、留美子の家へ向かう途中では材木を積んだ車の材木が落下、危機一髪助かった。目に見えぬ力で、明らかに鈴木の命が狙われているのであった。…
#4
事故現場を調べ、菱形の模様の存在を確認したことを留美子に伝えると家へ通された。建物の表向きとは違い、中は整頓されていた。
菱形の模様は死の予言だと解く留美子。これは神と神とのゲーム、円形の印を持つ人と菱形の印を持つ人の戦いだと説明、自分の腕を見せる留美子。
鈴木と同じ円形の印があるから味方だと言いながら、菱形のシンボルが描かれた壁を指し、カルト教団「求世会」だと話し終える。と、見えない力によって留美子は壁に磔(はりつけ)にされ喉元を搔き切られ殺された。
そして現れた女・等々力、ペットボトルの水を頭から浴びる。胸に菱形の印がある。鈴木と東をハンドパワーで吹っ飛ばす。二人で応戦するが今度は槍のような木片が大量に飛んでくる。
辛うじてかわした二人、水がパワーの源だと推定した。消化器の噴煙で目眩まし、ペッボトルの入ったバッグを押収、等々力を取り押さえた。水がなければ大人しいはずだったが、急に雨が降り出し雨漏りした水滴が等々力に垂れた。
蘇る等々力、二人を吹き飛ばし鈴木を外に連れ出す。首を締めながら、木片を頭に突き刺す。何も出来ず「クソックソックソッ…」と悔しがる鈴木、遠のく意識の中で囁く「私に神がついているなら、今助けろよ!」。
意識の中に、夢で見た女神が手を差し伸べる。その瞬間、等々力の手を振り解き胸の菱形の印を自分の手で触れることで消した。印が消えたことに慌てる等々力、まったく力が使えずその場に倒れた。すると大量のネズミが現れ、等々力を連れ帰った。
悔しがる鈴木だが腹から血が流れている。そして3つの円形が交わる印の上に菱形の印が刻まれた。
この様子を離れたビルから監視している神田、鈴木が神の器だと知る。彼女を殺せば自分たちの勝ちだと囁くのであった。…
2巻

#5
ビルの屋上、神田のところに引き戻された等々力、死んで償えと命令される。と、あの大男(天使様)が現れ「お前は今から試される」。等々力の足をつかみビルの屋上から真っ逆さまに墜とした。地面に叩きつけられたが生きている。大男「まだ死ぬべきではないようだな」…
留美子の殺害現場に来ている刑事の金子たち。鑑識から犯人の痕跡が残っていないと報告され、高山たち暴力団が殺された事件を思い出す。さらに鈴木の家が火事になっていることから、鈴木との関係性を洗うことになる。
鈴木と東は、東の家は危険だと判断、ネカフェで生活している。シャワー室に向かう鈴木、根暗な青年とすれ違いざまに腕をつかまれた。怖くなり急いでシャワー室へ逃げ込む。女神に救われたこと思い出しながらシャワー浴びていると、突然手のひらが切り裂け、菱形の印に刻まれ血が吹き出す。
鈴木が神の器だと知らされた「求世会」のメンバーが、ここにもいるようだ。この男は、リストカットを繰り返すことで鈴木を攻撃する。鈴木も同じように切り裂かれて行く。
#6
過去この男は、ビルの工事現場で虐められていたとき、助けてくれと神に拝んだ。すると、虐めグループ全員が、空から降ってくる鉄骨の下敷きになって死んだ。鉄骨は菱形に並んでいた。神に助けられ、求世会の会員になれたことで虐められ人生から脱出できたのである。
鈴木の傷は大きくなり出血多量で死ぬと感じた東、男を探すために火災警報のボタンを押した。全員が外へ逃げるにもかかわらず、誰も出て来ない部屋を見つけた。全員逃げたフロントから鍵を持って踏み込むと、顔に菱形の印を持つ男が、身体にカッターで傷をつけている。
邪魔されたことに怒る男、建物の入口に逃げ今度は死のうとするが。鈴木がカッターを手で受け止め、手を男の顔に当てると菱形の印が消えた。
悪神から解き放たれことに怒るが、すぐ人としての笑顔が戻った。そこへ大型トラックが突っ込んで来た。この男は、神によって生かされたが、任務を果たせず神によって抹殺されてしまった。
#7
東が記事を書いている月刊アトランティス編集部にやって来た二人。編集長・柳 夏美(やなぎ なつみ)とカルト教団「求世会」が関わってきた神による殺人ゲームを記事にすることで合意する。
本として出版したい柳に対して、Web連載で行きたい鈴木と東、対立する。死ぬ気でやってるから折れるつもりはないと頑固な鈴木に、柳「お帰り下さい。」
この瞬間からオカルト現象が始まる。ドアが開かない、停電、電話も不通。…非常階段に案内されると、鉄骨が崩れ落ちて帰れない。
鈴木「神様も載せろと言ってますよ!」東「こっちの神の仕業か?」柳「Web連載を認めます」オカルト現象が回復、柳から「求世会」の情報を提供してもらう。神田が入ってから信者と資金が急増、巨大化している。神田を中心に20人ほどの幹部が運営していると。
神田らの幹部会、鈴木を殺すために出版者が集まる神田神保町を焼き尽くす計画を決定する。
#8
あの大男(天使様)が神保町をホッツキ歩いている。「腹減った~」と、つぶやきながら。そして入ったマンションの一室の小さな出版社、全員皆殺しにしてレトルトカレーを奪い食べている。
公園でガソリンをペットボトルに詰めているギャルの三船(みふね)、「求世会」の女会員。近くでお茶を飲みながら休憩している一人の青年、ちょっと離れた隙に、三船がペットボトルをすり替えた。
電車に乗ってペットボトルを口にする青年、とうぜん吐き出す。ガソリンをかけられた男、静電気から引火、あっという間に火だるまになる。さらに「求世会」信者がガスボンベをバラまく。
爆発音と同時に火は燃え広がり火を吹きながら走る電車、神保町駅で緊急停車。火だるまにされて逃げ惑う人たちで、火は駅の外へドンドン広がり、あちこちで爆発が起きる。…
#9
向かいの中華屋から出火、月刊アトランティス編集部が入るビルに飛び火、1階から燃え広がり下には逃げられない。非常階段は破壊されたまま、屋上に逃げるしかなかったが。…ドアが開かない。全員閉じ込められた。
水を被った鈴木、必死に1階まで駆け下りた。非常口を開けようとするが開かない。すると女神が現れた、指示通りに体当たりすると壁を打ち破り外へ出た。隣のビルから梯をかけ、全員無事救出された。
隣のビルに避難した月刊アトランティス編集部員、編集長・柳の指示で燃え盛る街に取材に出る。柳から「あんたが死んだら終わりだから先に逃げろ」と言われた鈴木と東だが。完全にブチ切れた鈴木、「求世会」をぶっ潰すと街に出る。救急活動はままならず、街はパニック状態に陥っている。
ビルの屋上から街を見渡している神田のところへ、三船と宍戸(ししど)がやって来た。宍戸は黒ずくめの祭服に防弾マスクをしている。二人は鈴木と東を狙うため呼ばれたのである。
東とはぐれた鈴木、一本のネジ?を見つけた。すると鈴木目がけて火柱が飛んでくる。「求世会」宍戸、火を操る刺客を送り込んで来た。…
3巻

#10
「求世会」宍戸の右手の甲に菱形の印を発見した鈴木、今はとにかく炎から逃げまくる。破壊されたメイド喫茶のロッカー室に逃げ込んだが、流れる落ちる血の跡から追跡される。
ロッカーから突然飛び出し、宍戸へ起死回生のタックルをかます。鈴木に馬乗りになられた宍戸、印に触れられないように鈴木の手首を抑え込む。
回りに火がなければ火を放つ能力を発揮できないと推測した鈴木だったが。別の発火装置を身体に身に付けていた。火を放たれ形勢逆転、宍戸に股がられるとスプレー缶を吹き付ける鈴木。宍戸の防弾マスクが激しく燃え、天井のスプリンクラーが作動して水が降ってくる。火は完全に消えた。
もっと強力な火力を使うために、用意していたガソリンの瓶を割りかぶる宍戸、全身火だるまに変身した。
東は三船に捕まり、ビルの谷間にあるバスケットコートに連れて来られた。ひざまづき三船の両太ももに顔を挟み付けられた東、圧死寸前よろこぶ三船の顔が目の前に。東の裏技、カラシを三船の目にぶち込む。離れる三船、「目が痛ぇー」。
#11
「印の持ち主か?」と、焦る三船。視界が戻りバスケットゴールの上から東を目がけて飛んでくる。首を挟まれた東、三船を地面に叩きつけ抑え込み、今度は鼻にカラシのチューブをぶち込む。完全に気絶してしまった。
水を求め逃げ続ける鈴木、熱帯魚の店があることを思い出し逃げ込む。「疲れた~脚が痛ぇー」と追って来る宍戸、その程度の水では消せないと自信満々だったが。…
火が燃え広がり2階が崩れ出した。そして柱を蹴る鈴木、2階は大水槽になっていることを知っていたのだ。
大量の水が宍戸を飲み込んだ。火が消え没れそうになる宍戸、鈴木に菱形の印をとられた。
気絶した宍戸を引きずりながら歩く鈴木、東と再会する。三船をバスケットゴールに縛って来たから、印を取りに行こうと。すると三船が飛んで来て、宍戸を連れて行かれた。
三船の脚に飛びつく鈴木、靴底で顔面を踏みつけられる。「鼻がバカになったぞ東!次あったら全殺しの刑に処す」中指を立てて逃げて行った。
鈴木と東はボロボロであった。…
#12
神保町は、死者158名、未曾有の大火災となった。月刊アトランティス編集部が入っていたビルは使えず、新たにレンタルオフィスへ引っ越した。
SNSでは、火災のとき「求世会」の神田が人助けをしたと話題になっている。逃げ惑う母娘のところに看板が落ちて来たところを救ったと。助けられた母娘は、人助けの団体だと感激して信者になっていた。
刑事の金子、月刊アトランティスの記事を読んでから、暴力団抗争事件として発表した江戸川区倉庫殺人事件と留美子が殺された事件には、何らかの関連性があると確信していた。
鈴木と東は、地下アイドルグループが出演しているライブ会場にやって来た。鈴木と同じ円形の印を持つ男・シャマをネットで見つけたからだ。仲間になって欲しくて、ライブが終わって待ち伏せする二人、あっさり確保した。
#13
刑事の金子と林、鈴木の出身施設ひまわり園に来ていた。園長に「鈴木欄」だと名前を言うが心当たりがないと言われる。写真を見せると知っているようだが、個人情報だと口をつむぐ。
捜索差押許可状を見せる金子、すると園長は話し始める。名前は木山 小春(きやま こはる)、10歳の頃の写真を出してくる。実の父親が母親を殺し、生後10ヶ月の娘を連れて逃亡。そして10年後に警察に自首、木山小春がこの施設にやって来たという。
帰り際、木山が忘れていった家族写真を渡される金子、鈴木の父親と面会することにする。木山小春は園を出てから戸籍を洗って鈴木欄になっていた。
家族写真、母のシャツの袖口から菱形のような印が見えている。…「求世会」なのか?
鈴木と同じ円形の印を持つ男・シャマは、運転免許証から山田 六郎(やまだ ろくろう)26歳だと判明。鈴木が円形の印を見せると、瞬間移動能力があると自分が座っているソファを前後に移動して見せた。
そろそろ帰らないとオーナーに怒られると、部屋を出た3人。他のアイドルたちが惨殺され、通路は血の海に。殺された女性の口の中から手が飛び出し、「求世会」の悪魔が飛び出す。2本の角のような悪魔ヘアーに黒のライダースーツ、まるで悪魔だ。
鈴木と東を抱え瞬間移動する山田、非常口前まで移動するが。…
#14
悪魔が眼の前に現れた。血を媒介して音を頼りに移動しているのだ。逃げて逃げてホールに突入すると、たくさんの死体が吊るされている。ここも血の海だ。
自由に移動する悪魔を音で混乱させる方法が閃いた東。山田がミキサー室に突入、大音量を流すがミキサー室に現れた悪魔が山田に斬りかかる。そこへ助けに向かう鈴木が刺された。このときお腹の印が膨れ上がる。
危機一髪、照明のライトを全点灯させ見えなくする山田、東は血の流れる床にソーダ水を大量に流し込む。転びそうになる悪魔のナイフを持つ腕を東が押さえると、山田の瞬間移動で鈴木が空中から飛んで来る。右胸にある菱形の印をとった。
ナイフで首を掻っ切り自害する男、「我が神への愛」だと鈴木の頬に触れる。鈴木の顔の表情が一瞬変わり、囁く「これでまた一歩近づいたわ。」…どいうことなのか?東のゴープロは見逃さなかった。
「求世会」教団本部、神田のもとへ戻った三船と宍戸。印をとられた宍戸に、生きるか死ぬかは神が決めると口にする。宍戸が殺されると思った三船、宍戸を抱え床を打ち破り逃げた。
円形の印を持つ鈴木欄を邪神の器と呼ぶ神田、本当は悪い神なのでは?菱形のような印を持っていた鈴木の母親は、なぜ父に殺されたのか?
我々の神が受肉するための器を探しに出た「求世会」、留美子の葬儀に現れ円形の印を奪って行った。…留美子が「求世会」の器になるのか?

- タイトル:【カオスゲーム】
- 作者:山嵜 大輝(やまざき だいき)
- 掲載雑誌:月刊アフタヌーン
- 発行元:講談社
- 配信開始日:2022年9月
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【おすすめポイント】
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